【MLB】エンゼルスがサヨナラ勝ち 延長13回の熱戦を制す Wソックスは屈辱の120敗まであと「3」

AI要約

エンゼルスはホワイトソックスとの熱戦を制し、3連戦を2勝1敗で終えた。

コハノウィックスとキハダの好投が勝利に貢献し、13回の激闘の末にサヨナラ勝ち。

ホワイトソックスは120敗回避に向けて苦しんでおり、パドレス戦でのスイープ負けが危険信号となっている。

【MLB】エンゼルスがサヨナラ勝ち 延長13回の熱戦を制す Wソックスは屈辱の120敗まであと「3」

 日本時間9月19日、エンゼルスは本拠地エンゼル・スタジアムでのホワイトソックス3連戦の最終戦を迎え、延長13回までもつれた熱戦の末に4対3でサヨナラ勝ち。3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終えた。エンゼルス先発のジャック・コハノウィックスは7回5安打1失点の好投を見せ、7番手のホセ・キハダが2勝目(0敗)をマーク。ホワイトソックスは8投手のリレーで粘り強く戦ったが、8番手のハイロ・イリアルテにメジャー初黒星(0勝)が記録された。

 4回表にアンドリュー・ボーンの19号ソロで先制されたエンゼルスは、好投したコハノウィックスを援護できなかったものの、8回裏一死3塁からテイラー・ウォードのタイムリーで同点に。試合はそのまま延長戦に突入し、10回表にミゲル・バルガスの犠飛で勝ち越されたが、その裏にグスタボ・キャンペロのタイムリーで追いついた。11回表にアンドリュー・ベニンテンディのタイムリーで再び勝ち越しを許したが、11回裏先頭のエリック・ワガマンが同点タイムリー。そして、3対3の同点で迎えた13回裏一死3塁の場面でジョーディン・アダムスがタイムリー内野安打を放ち、熱戦に終止符を打った。

 敗れたホワイトソックスは、今季153試合を消化して36勝117敗の借金81。20世紀以降のワースト記録であるシーズン120敗(1962年メッツ)まであと「3」に迫っている。120敗を回避するためには、残り9試合で7勝2敗が必要だが、残り9試合のうち6試合はパドレス、タイガースとプレーオフ進出を争っているチームとの対戦となる(ほかの3試合は対エンゼルス)。日本時間9月21日から始まるパドレス3連戦でスイープ負けを喫し、120敗の大台に到達する可能性もありそうだ。