【ソフトバンク】山川穂高250本塁打「うまく打てた」レジェンド、同僚に疑問ぶつけ「参考に」

AI要約

ソフトバンク山川穂高内野手が通算250本塁打を達成し、記念の32号ソロを放つ。

山川は王会長に自主トレについて尋ねるなど、学び続ける姿勢を見せる。

今季は打撃2冠の活躍を続ける山川、チームもV決定を目指す準備を進める。

<ソフトバンク3-2楽天>◇21日◇みずほペイペイドーム

 ソフトバンク山川穂高内野手(32)が、通算250本塁打を達成した。0-2の7回、先頭の第3打席。カウント1-1からの3球目、真ん中低めフォークを仕留めた。リーグトップを独走する32号ソロがメモリアル弾に。「今日は良かったですね。うまく打てたなと思います」と自画自賛の一振りだ。この日3四球で、唯一勝負してもらった打席での一発回答だった。

 球界を代表するスラッガーは、聞いて、見て、参考にして、吸収する。この日の試合前練習、一塁ベンチで山川は王会長に「『自主トレ何やっていましたか?』って聞きました。すごく気になっていたので」と質問。球界のレジェンドにも疑問をぶつける。チームメートの近藤、今宮らを見て学ぶこともあるといい「すごい数字を出している人の感覚、準備を聞くと、ものすごく参考になる」。向上心を持って、常に高みを見据える。

 今季はここまで全試合4番に座り、打撃2冠の32本塁打、94打点。主砲として文句なしの活躍を続ける。最短で、22日にも4年ぶりVが決定。「今はヒリヒリする楽しさがありますよね。僕からしたらとにかく早く決めたい」と歓喜の瞬間を思い描いた。【佐藤究】