「チャンスでのミスが多かった」町田の黒田剛監督が“無得点”ドロー決着に反省の弁「ひとつ決めたかったが...」

AI要約

FC町田ゼルビアは北海道コンサドーレ札幌との試合で0-0のドローに終わった。町田は多くのチャンスを作ったものの、ゴールを奪えず痛み分けとなった。

監督はハイプレスの機能やミスの多さを指摘。次節のサンフレッチェ広島との直接対決に向けて選手たちに気概を持って臨むよう指示した。

町田は次節の勝利が重要であり、チーム全体のコンビネーションやミスの改善が必要とされている。

「チャンスでのミスが多かった」町田の黒田剛監督が“無得点”ドロー決着に反省の弁「ひとつ決めたかったが...」

 FC町田ゼルビアは9月21日、J1第31節で北海道コンサドーレ札幌とホームで対戦。0-0でドローに終わった。

 立ち上がりから主導権を握り、再三にわたってチャンスを作った首位の町田だったが、最後の局面で精度を欠き、1点が遠く。最後までゴールを奪えないまま、痛み分けで決着した。

 試合後のフラッシュインタビューで黒田剛監督は、「多くのチャンスを作っただけに、ひとつ決めたかったんですが、なかなかゴールが遠かったなという試合でした」と唇を噛んだ。

「前からのハイプレスがかなり機能していたことと、ゴール前までボールを運べたんですけど、一瞬のゴール前のタイミングやラストパスの強度、いろんなもののズレが生じてしまった。もっとシンプルに点数を取れるような場面があったが、最後に後半も含めてもったいないシーンが多かったと思います」

 続けて、大事な場面でのミスが多かったと改めて強調。「チャンスでのミスが多かった。お互いが得点を共有しながら、しっかりとコンビネーションをしていかなければいけないところ、またはクサビでボールをロストしてカウンターを食らう場面もいくつかあったので、このへんは反省材料として改善していかないといけないと思います」と語った。

 町田の次節は28日に行なわれ、敵地で2位・サンフレッチェ広島との直接対決を迎える。指揮官は、「重圧もあるが、勝った者が優勝するというぐらいの気概を持って、選手たちは1週間トレーニングを積んで、広島の地に乗り込みたい」と決意を示した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部