【福岡ボート(サマータイム)一般】植田太一 得意な福岡で稼いでおきたい

AI要約

福岡ボート2日目の植田太一選手の活躍。序盤から好成績を収め、3走全てで連対を果たしている。

植田選手を支える良質な機力と、A級復帰を目指す意欲。腰痛も乗り越えて勝率も回復している。

豪快なターンでA級復帰を目指す植田選手の意気込み。児島や江戸川でも活躍し、最終的にA級を確定させたい。

【福岡ボート(サマータイム)一般】植田太一 得意な福岡で稼いでおきたい

<16日・福岡ボート・2日目>

 序盤を好成績で乗り切った。初日の2走を2着2本でまとめた植田太一(35)=福岡=は、2日目の1回走りも4コースから道中でさばいて3着を確保。これで3走オール3連対と、地元水面で水を得た魚のごとく躍動している。

 この活躍を下支えするのが機力の良さ。「回ってからが良くて、回り足は今節の中ではいい部類」。タッグを組む60号機は、低調機シリーズの今節なら上位にランク付けされる好素性機で、そのパワーを遺憾なく発揮している。「初日はもっと良かったので、しっかり合わせたい」。足元に不安は一切ない。

 今期(5月~)は現在勝率5.35と6期ぶりのA級復帰が視野に入る。当然ながら本人もその気になっている。「何としてもA級に戻りたい。残りが児島と江戸川なんで、得意な福岡で稼いでおきたい。今節でA級を確定させるぐらいのつもりで走ります」

 持病の腰痛で本来のパフォーマンスができない時期があったが、「今でも腰は万全じゃないけど、だいぶ自分の体との付き合い方が分かってきた」ことで勝率も回復。109期の養成所時代には7点台の勝率をマークした逸材だけに、このままB級暮らしで終われない。持ち味の豪快なターンでA級復帰の活路を開く。(森 大輔)