【陸上】TDKアスリートアンバサダーにパリ五輪200m代表・鵜澤飛羽が就任!アスリートビブスも発表「これをつけて走りたい」

AI要約

東京2025世界陸上の開幕まで1年を前に、TDK株式会社が男子短距離ランナーの鵜澤飛羽を「TDKアスリートアンバサダー」として発表。

鵜澤は高校からトップスプリンターとして活躍し、昨年のブダペスト世界陸上では準決勝に進出、今夏のパリ五輪でもセミファイナリストに輝いた。

TDKは「Transforaition starts from the passhon within(内なる情熱)が変化の始まり」とのテーマで、アスリートや子供たちの夢を応援し、鵜澤選手のバックグラウンドと将来像と一致したことでアンバサダー就任が決定した。

【陸上】TDKアスリートアンバサダーにパリ五輪200m代表・鵜澤飛羽が就任!アスリートビブスも発表「これをつけて走りたい」

東京世界選手権開幕まであと1年となった9月13日、東京都は「東京2025世界陸上 1 Year To Go!」を東京・文京区の東京ドームシティ ラクーアガーデンで開催した。

イベント内で、世界陸上を1983年の第1回ヘルシンキ大会からサポートするTDK株式会社が「TDKアスリートアンバサダー」に、男子短距離の鵜澤飛羽(筑波大)が就任したことを発表した。

会見には同社戦略本部広報グループゼネラルマネージャーのパラノビチ・ノルバート氏が出席し、「TDKは困難や逆境に立ち向かい、内なる情熱を持って挑戦するアスリートたちの姿に共感し、応援してきた」と、世界陸上をサポートしてきた理由を説明。

そして、東京世界陸上に向けて「Transforaition starts from the passhon within(内なる情熱)が変化の始まり」をテーマに掲げ、「アスリートたちと、アスリートたちにあこがれを持ち、夢や未来のある子供たちのトランスをさまざまな形で応援したい」と話した。

そして、そのビジョンと「鵜澤選手のバックグラウンドと将来の姿が一致する」ということで、アンバサダー就任が決まったという。

中学までは野球に取り組み、宮城・築館高から陸上へ転身した鵜澤は、そこからトップスプリンターへの道を一気に駆け上がった。高2でインターハイ100m、200mの2冠を達成。その後はケガなどで苦しむ時期もあったものの、昨年はブダペスト世界陸上で準決勝に進出。今夏のパリ五輪でもセミファイナリストとなった。

最初は「自分でいいのかな」と思ったという鵜澤。だが、秋田を発祥に世界へ羽ばたいたTDKと、宮城県出身の自身を照らし合わせ、「親近感をすごく感じたし、気負わなくていいんだと感じた」と快諾。「陸上教室など、子どもたちに伝えることもやってみたい」とアンバサダーとしての思いを口にした。

合わせて、大会当日のアスリートビブスのデザインも発表。実際のビブスを手にした鵜澤は、「パリ五輪が終わったばかりなので、まだ想像はできないけど」と前置きしつつ、これをつけて世界陸上を走りたい」と言葉に力を込めた。