凶兆の初日黒星…貴景勝 1場所での大関復帰に暗雲 復帰7例あるも、初日黒星の例はなし

AI要約

貴景勝は関脇の地位で5年ぶりの出場で、御嶽海に敗れて初日から黒星スタートした。

貴景勝は立ち合いで攻めるものの、右を差されて後退し、大関復帰への道が厳しくなった。

慢性的な首の痛みや実戦稽古不足などの不安要素があるものの、貴景勝は「場所に入ったら関係ない。集中してやるだけ」と前向きな姿勢を見せている。

凶兆の初日黒星…貴景勝 1場所での大関復帰に暗雲 復帰7例あるも、初日黒星の例はなし

 ◇大相撲秋場所初日(2024年9月8日 両国国技館)

 5年ぶりに関脇に転落した貴景勝は、御嶽海に敗れて黒星発進となった。

 立ち合いは頭から鋭く当たったが、右を差されると上体が起きて後退。10勝以上での大関復帰へ、早くも雲行きが怪しくなった。1場所での大関復帰は、19年秋場所の自身を含め7例あるが、初日黒星の例はない。

 慢性的な首の痛みで場所前に実戦稽古ができないなど不安要素が多い中「場所に入ったら関係ない。集中してやるだけ」と前を向いた。