# 大関復帰

　痛恨の連敗発進だ。大相撲秋場所2日目（9日、東京・両国国技館）、大関復帰を目指す関脇貴景勝（28＝常盤山）が、幕内王鵬（24＝大嶽）に完敗を喫した。立ち合いの当たりを押し返されると、その後は防戦一方。最後は王鵬に四つに組み止められて力なく俵を割った。　取組後の貴景勝は「今日はも

　◇大相撲秋場所初日（2024年9月8日　両国国技館）　5年ぶりに関脇に転落した貴景勝は、御嶽海に敗れて黒星発進となった。　立ち合いは頭から鋭く当たったが、右を差されると上体が起きて後退。10勝以上での大関復帰へ、早くも雲行きが怪しくなった。1場所での大関復帰は、1

＜大相撲秋場所＞◇初日◇8日◇東京・両国国技館　5年ぶりに関脇に転落した貴景勝（28＝常盤山）が、1場所での大関返り咲きを目指す中で黒星発進となった。東前頭3枚目の御嶽海との大関経験者対決に敗れた。残り14日間で10勝以上を挙げ、特例での大関復帰を目指していく。　か

　大相撲秋場所（８日初日、東京・両国国技館）で１場所での大関復帰を目指す関脇・貴景勝（常盤山）が５日、東京・板橋区の部屋での朝稽古に参加した。四股やスクワット、腕立てなどの基礎運動で汗を流し、稽古終盤では幕下・若ノ勝（常盤山）を相手に土俵外でぶつかり稽古を行った。稽古後には取材に応じ「（仕上が

　かなわなかった…。大相撲名古屋場所13日目（26日、愛知県体育館）、関脇霧島（28＝音羽山）が幕内隆の勝（29＝常盤山）に押し出されて6敗目。1場所での大関復帰の可能性が消滅した。　取組後に霧島は「（相撲自体は）狙い通りで良かった。あとちょっとだった」と唇をかんだ。首痛の影響も

　◇大相撲名古屋場所13日目（2024年7月26日　愛知・ドルフィンズアリーナ）　6場所守った大関から陥落した東関脇・霧島（28＝音羽山部屋）が東前頭6枚目・隆の勝（29＝常盤山部屋）に敗れ、6敗目を喫した。大関復帰の条件となる10勝に届かないことが確定し、1場所での大関復帰はな

　◇大相撲名古屋場所10日目（2024年7月23日　ドルフィンズアリーナ）　大関から陥落した関脇・霧島（28＝音羽山部屋）が横綱・照ノ富士（32＝伊勢ケ浜部屋）に小手投げで敗れ、5敗目を喫した。1場所で大関復帰できる2桁勝利へ、後がなくなった。　立ち合いでもろ差しに

　会心の一番だった。　大関かど番の貴景勝が1場所での大関復帰を目指す霧島を圧倒。鋭く踏み込み、引きにも乗じて土俵下まで押し出した。3日ぶりの白星でようやく3勝目を挙げ、「勝たないといけない。負けるよりはいいと思う」。表情は引き締まったままだった。　首の古傷が悪化し、

一山本（押し倒し）朝乃山道の途中で、また試練だ。　きのうまで３連勝と白星を並べていた朝乃山が、一山本に押し倒されて土（ちなみにこの日は、きのうまで５人いた幕内の全勝力士のうち４人に土がつき、全勝は照ノ富士のみに。優勝争いは徐々に照ノ富士の独走気配も漂っ

　◇大相撲名古屋場所3日目　大関返り咲きを狙う霧島が、先場所までとは別人のような相撲を取っている。今場所はまわしにこだわらず、常に攻め続けているのが良い。この日は豪ノ山に土俵際まで押し込まれたが、左でまわしを引いて踏みとどまった。そこから攻め急がず、頭をつけてしっかりと自分の形に

　大相撲の関脇霧島（28＝音羽山）が10日、名古屋市の佐渡ケ嶽部屋に出稽古し、大関復帰に向けて復調を印象づけた。同じく出稽古に来た関脇大の里、小結大栄翔らと精力的に稽古し、計15番で8勝7敗だった。　大の里には2勝4敗だったが、勝った2番はいずれも、前まわしを引き、頭をつけて一気

　大相撲名古屋場所（7月14日初日、愛知・ドルフィンズアリーナ）で関脇転落が決定している霧島が20日、都内の音羽山部屋で稽古を行った。　一丁押しを40本こなし、立ち合いの当たりを入念に確認。春場所前から痛めている首は「痛みもなくなって良い感じ」と好感触を口にした。