【西武】増田達至がプロ12年目の今季限りで現役引退 球団発表 12年ドラ1、終盤でフル回転

AI要約

増田達至投手が17年間の現役生活に別れを告げることを発表した。

彼は12年間西武でプレーし、15年に最優秀中継ぎ、20年に最多セーブのタイトルを獲得した。

増田達至は31勝、40敗、109ホールド、194セーブの成績を残し、自らの決断で現役を引退することを決めた。

【西武】増田達至がプロ12年目の今季限りで現役引退 球団発表 12年ドラ1、終盤でフル回転

 西武は17日、プロ12年目の今季限りで増田達至投手(36)が現役引退すると発表した。

 柳学園-福井工大-NTT西日本を経て、12年ドラフト1位で西武に入団。プロ1年目から11年連続で30試合以上に登板し、大きな重圧がかかる試合の終盤でフル回転した。守護神、セットアッパーなど過酷なポジションで仕事をし、15年に最優秀中継ぎ、20年には最多セーブのタイトルを獲得。18年、19年と2度のリーグ優勝に貢献した。通算559試合に登板し、31勝、40敗、109ホールド、194セーブ。

 昨季は主に抑えを任されるも、チームの得点力不足ゆえの「1点を守る」難しさにも苦しみ、40試合で4勝4敗、19セーブ、防御率5・45。再起を期すべく挑んだ今季は12試合で0勝2敗、0セーブ、防御率4・09。6月15日に出場選出登録抹消後は1軍登板はなく、現役生活に別れを告げることを決断した。

 ◆増田達至(ますだ・たつし)1988年(昭63)4月23日、兵庫県生まれ。柳学園-福井工大-NTT西日本を経て12年ドラフト1位で西武入団。1年目の13年からセットアッパー、16年以降は抑えとして活躍。15年最優秀中継ぎ投手、20年最多セーブ。19年9月11日ソフトバンク戦で通算100セーブ、22年8月10日日本ハム戦で通算100ホールド達成。180センチ、88キロ。右投げ右打ち。今季推定年俸2億4000万円。