元K-1王者・KANAがONEと契約！「最後どこまでいけるか挑戦したい」

AI要約

元K-1女子初代フライ級王者のKANAがONE Championshipと独占複数試合契約を結び、新たな舞台での挑戦を表明。

KANAはK-1での輝かしいキャリアを振り返りつつ、ONEでの活躍に意欲を示す。

未定のデビュー戦相手に加え、アニッサ・メクセンとの対戦を熱望するKANAの今後に期待が高まる。

　本日7日、ONE Championshipは元K-1女子初代フライ級王者のKANA（32=K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ）と独占複数試合契約を結んだことを発表した。発表を受けてKANAは「戦いたい相手がONEにいて、自分の中で集大成として最後どこまでいけるか挑戦したい」と意気込んでいる。

　KANAは19年の初代女子フライ級王座決定トーナメントを制して初代王座に就くと、22年6月のK-1女子大会でスーリ・マンフレディにKO勝利し王座を防衛。そして23年3月、フンダ・アルカイエスをカーフキックで戦闘不能に追い込み、2度目の防衛。7月にも、マッケンナ・ウェイドを左ミドルキック一発でKOし、3度の王座防衛に成功。だが、12月のアントニア・プリフティ戦で王座から陥落し、以後試合から遠ざかっている。

　そして先月にK-1との契約満了を伝えていたKANA。ONE参戦が期待されていた中で、遂に正式発表となった。KANAは本日開催された『ONE 168』（U-NEXT配信）の解説席に登場し、「新しい舞台で挑戦するっていう新鮮な気持ちで、すごく楽しみです。キック人生で戦いたい相手がONEにいて、自分の中で集大成として最後どこまでいけるか挑戦したいので、ONEでベルトを巻けるように頑張っていきたい」と意気込みを語った。

　かねてよりKANAは、女子キックボクシングのパウンドフォーパウンドと評されるアニッサ・メクセン（フランス）との対戦を熱望してきた。ONEデビュー戦の相手は未定となっているが、その発表も含めKANAの今後の活躍を楽しみにしたい。