男子決勝はシナーVSフリッツ ジュニア女子は園部八奏が31年ぶり決勝進出…テニス全米OP
男子シングルス準決勝では、シナーが初の決勝進出を果たす一方、フリッツも激闘の末に勝利した。
女子ジュニアシングルスでは、園部八奏が31年ぶりの日本勢進出を果たし、注目を集めている。
女子決勝はサバレンカとペグラの対戦で、2年連続の決勝での初優勝がかかる一戦となる。
◆テニス 全米オープン 第12日(6日、ニューヨーク・ナショナルテニスセンター)
男子シングルス準決勝が行われ、第1シードのヤニク・シナー(イタリア)が、第25シードのジャック・ドレーパー(英国)に、7―5、7―6、6―2で勝ち、全米OPで自身初の決勝進出を決めた。
シナーは第2セット途中、転倒した際に左手首を負傷するアクシデントがあったが、メディカルタイムアウト経て復活。ドレーパーは体調不良も見られ、力尽きた。
もう1試合は、第12シードのテーラー・フリッツ(米国)が、第20シードのフランシス・ティアフォー(米国)に4―6、7―5、4―6、6―4、6―1のフルセットの末、勝利した。
男子決勝は、大会最終日の8日に行われ、シナーとフリッツが対戦する。
ジュニアの女子シングルス準決勝では、園部八奏が英国選手に6―4、6―4で勝ち、決勝に進んだ。93年に準優勝した吉田友佳以来、31年ぶりとなるこの種目での日本勢進出となった。
また、7日は女子決勝が行われ、第2シードでベラルーシ出身のアリーナ・サバレンカと、第6シードのジェシカ・ペグラ(米国)が対戦する。サバレンカは、2年連続の決勝で初優勝が懸かり、ペグラは4大大会初制覇に挑む。