【中京4R・2歳新馬】トリポリタニアがルヴァンスレーヴ産駒初勝利 岩田望未騎手「まだ良くなってくる」

AI要約

トリポリタニアが中京でデビュー戦を制し、父のルヴァンスレーヴの産駒としてJRA初勝利を挙げた。

トリポリタニアは早め先頭から押し切る完勝で、アメリカンステージやエスタアを突き放して勝利した。

岩田望未騎手は馬のリズムを大切にし、満足そうに勝利を振り返った。

 9月7日の中京4R・2歳新馬(ダート1800メートル=9頭立て、1頭が出走取消)は単勝3番人気だったトリポリタニア(牡、栗東・上村洋行厩舎、父ルヴァンスレーヴ)が早め先頭から押し切る完勝でデビュー戦を飾った。なお、単勝1番人気だったアメリカンステージ(牡、栗東・矢作芳人厩舎、父イントゥミスチーフ)は直線で伸びを欠いた3着。白毛のアイドル、ソダシの弟として、注目を集めていたエスタア(牡、栗東・須貝尚介厩舎、父モーリス)は6着だった。勝ち時計は1分55秒4(良)。

 発馬直後は中団から追走していたが、向こう正面でまくり気味に進出。先頭まで押し上げると、直線でも1番人気のアメリカンステージなどをグイッと突き放し、2着に3馬身半差をつける完勝だった。

 現役時代にチャンピオンズCなどG1(Jpn1を含む)3勝を挙げた父のルヴァンスレーヴはこれが産駒のJRA初勝利。岩田望未騎手は「スローだったので、思い切ってまくって、馬のリズムを大切にしました。前半リズムよく行けたぶん、直線でもあれだけの脚を使ってくれましたね。余力もありましたし、これからまだ良くなってくると思います」と満足そうに振り返っていた。