デ グロートに東京大会の借りを返した上地結衣が日本人初となる単複金メダルの快挙、三木拓也/小田凱人は銀メダルを獲得 [パリ2024パラリンピック車いすテニス]

AI要約

上地結衣がパリ2024パラリンピック競技大会車いすテニスで金メダル獲得

上地結衣とデ グロートの激しい対戦の歴史

日本勢初となる女子シングルス・ダブルスの2冠達成

デ グロートに東京大会の借りを返した上地結衣が日本人初となる単複金メダルの快挙、三木拓也/小田凱人は銀メダルを獲得 [パリ2024パラリンピック車いすテニス]

 世界最高峰の障がい者スポーツ大会「パリ2024パラリンピック競技大会車いすテニス」(フランス・パリ/8月30日~9月7日/クレーコート)の女子シングルス決勝で第2シードの上地結衣(三井住友銀行)が第1シードのディーダ・デ グロート(オランダ)に4-6 6-3 6-4で逆転勝利をおさめ、同種目で日本勢初となる金メダルに輝いた。試合時間は2時間7分。

 ふたりは2021年東京大会でも決勝で対戦し、デ グロートが6-3 7-6(1)で勝って『生涯ゴールデンスラム(四大大会全制覇+パラリンピックの金メダル)』を達成していた。

 2012年ロンドン大会からパラリンピックに4大会連続出場となった30歳の上地は田中愛美(長谷工コーポレーション)とのペアで臨んだ女子ダブルスでも前日に行われた決勝でも第1シードのデ グロート/アニーク・ファンクォト(オランダ)に4-6 7-6(3) [10-8]で倒しており、同大会の日本勢で史上初となる単複2冠の快挙を成し遂げた。

 同日には男子ダブルスの決勝も行われ、第2シードの三木拓也(トヨタ自動車)/小田凱人(東海理化)が第1シードのアルフィー・ヒュウェット/ゴードン・リード(イギリス)に2-6 1-6で敗れはしたが銀メダルを獲得した。

 パリ2024パラリンピッの車いすテニスは男子シングルス48ドロー、女子シングルス32ドロー、男子ダブルス20ドロー、女子ダブルス13ドロー、クアードシングルス16ドロー、クアードダブルス6ドローで争われる。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位

<パリ2024パラリンピック競技大会車いすテニス8日目◎9月6日|日本人選手試合結果>

■女子シングルス決勝

○32上地結衣(日本/三井住友銀行)[2] 4-6 6-3 6-4 ●11ディーダ・デ グロート(オランダ)[1]

■男子ダブルス決勝

●32三木拓也/小田凱人(トヨタ自動車/東海理化)[2] 2-6 1-6 ○1アルフィー・ヒュウェット/ゴードン・リード(イギリス)[1]