最高額は誰だ! 日本代表最新メンバー市場価値ランキング9位。2年で4億→19億円! ついに辿り着いた世界最高峰リーグ

AI要約

サウサンプトン所属の菅原由勢が、若手として急激に市場価値を上げている。AZ時代からの活躍が注目され、右サイドバックとして高いパフォーマンスを見せている。

20歳の若さで既にプレミアリーグでプレーし、右ウイングバックとして活躍している菅原は、日本代表でも重要な存在となる可能性が高い。

若手ながら確固たるポジションを築き、市場価値を急上昇させた菅原由勢の存在は、将来性豊かな日本サッカー界において大きな期待を抱かせる。

最高額は誰だ! 日本代表最新メンバー市場価値ランキング9位。2年で4億→19億円! ついに辿り着いた世界最高峰リーグ

 2026年ワールドカップの出場権を賭けたアジアでの戦いが始まった。多くが欧州のクラブで活躍する現在のサッカー日本代表メンバーには、各国のビッグクラブも目を光らせている。そんな歴代最強との呼び声が高い日本代表メンバーの市場価値はいくらだろうか。9月のアジア最終予選を戦う日本代表の選手たちを市場価値ランキングで紹介する。 ※データは9/6時点の『transfermarkt』を参照。金額が並んだ場合はサイトに準拠。(8/29のメンバー発表以降のメンバー変更は考慮しない)

9位:菅原由勢

生年月日:2000年6月28日

所属クラブ:サウサンプトン(イングランド)

市場価値:1200万ユーロ(約19億2000万円)

 昨季のEFLチャンピオンシップでの戦いから、1年ぶりにプレミアリーグ昇格を決めたサウサンプトンに所属する菅原由勢(1200万ユーロ/約19億2000万円)が9位にランクインした。

 今夏にサウサンプトンに加入した菅原だが、その市場価値は前所属のAZアルクマール時代に急上昇している。オランダリーグではアヤックス(優勝28回)、PSV(同22回)、フェイエノールト(同11回)が優勝回数に比例してビッグ3という印象が強いが、AZも優勝回数こそ3チームに次ぐ2回にとどまっているものの、若手有望株の活躍が非常に目立つ強豪である。

 最近の選手で言うと、現在はユベントス所属のトゥーン・コープマイネルス(5000万ユーロ/約80億円)やACミラン所属のタイアニ・ラインデルス(3000万ユーロ/約48億円)といった選手は、AZからそれぞれイタリアの地にステップアップを果たしている。

 そんな若手の育成にも定評のあるAZにおいて、菅原は当時19歳の1年目から出場機会を与えられると、3年目の2021/22シーズン以降はリーグ戦30試合以上に出場するなど、右サイドバックのレギュラーの座を掴んでいる。2022/23シーズンから2年連続で公式戦10得点以上に関与する活躍は、右サイドバックのポジションとしては特筆すべき数字であり、その活躍に比例するようにして、2022/23シーズンの開幕前は300万ユーロ(約4億8000万円)だった市場価値は2023/24シーズンが終了した2年後には4倍の1200万ユーロ(約19億2000万円)に高めている。

 今季から所属しているサウサンプトンでは、ここまで3-5-2の右ウイングバックを担当しており、4バックと3バックを併用する気配が見られる日本代表においても、イングランドでの菅原の経験は心強いものになるだろう。