コリアカップでライトウォーリアに騎乗する吉原騎手にインタビュー!韓国の馬場は?馬の強みは?【小泉恵未コラム】

AI要約

韓国の天気が曇りマークの中、日本馬が調教に出る朝は雨が降り続いていた。吉原騎手はライトウォーリアを騎乗し、海外のダートに挑戦する準備を整えている。

ライトウォーリアは騎手の調教を通じて海砂の馬場に慣れさせることを重視しており、輸送や環境の変化にも順応している様子。

コリアカップではスピード馬が揃い、ライトウォーリアは2枚腰での逃げを武器にしており、日本の強い先行馬にも対応する準備をしている。

コリアカップでライトウォーリアに騎乗する吉原騎手にインタビュー!韓国の馬場は?馬の強みは?【小泉恵未コラム】

 韓国の6日の天気予報は曇りマークも、日本馬が調教に出てくる朝の4時半は、しとしと雨が降り続けていました。当日はどんな馬場になるでしょうか。今日はコリアカップ(G3)で川崎のライトウォーリアに騎乗する吉原寛人騎手(40)=金沢・加藤和=にお話をうかがいました。

 ―まずは韓国のダートについてうかがいます。ジャリジャリとした海砂ですね。日本の競馬場なら佐賀に近いでしょうか

 吉原騎手「海外のダートだなというイメージはありますね。最近日本の地方競馬では白砂が主流ですが、それとは違った感じで。確かに佐賀に近いかもしれません。色味も似ています。雨が降ると固くなるイメージです。ライトウォーリアはもう少し軽い感じの馬場が得意な感じではありますが、ここもこなせなくはないと思います」

 ―調教もやり込むというよりは、この馬場に慣れてもらうイメージですか

 「その方が優先です。海外遠征という大きなチャレンジ、輸送はノーザンファーム天栄でやっていただく、いつもとは違う動きでしたし、環境に慣れてもらって。最初は軽いところでトモがとられる感じもありましたが、トップスピードに乗ると、そのまま維持できました。競馬の方が走りやすいかもしれません。今はとても落ち着いています」

 ―今回スピード馬がそろいました。ご自身で引いた枠は11頭立ての4番枠

 「特に日本の強い馬の先行馬が怖いですが、枠順が離れてくれたのが良かったです。間に頭数挟む分、僕の位置が取れると思います」

 ―この馬の強みは

 「逃げての2枚腰。なるべくハナにの気持ちではあります。韓国馬にそこで遅れては競馬にならないので。リズムを大事にいきたいと思います」

 2016年に既にグレープブランデーでコリアカップを3着と、経験を積んでいる吉原騎手。ライトウォーリアの自慢の2枚腰を韓国ファンに見せつけて、目指すはもっと上の着順です。(フリーアナウンサー)