「結果出して京都に恩返し」 BMX中村輪夢選手を京都市が表彰
AI要約
京都市は6日、パリ五輪自転車男子BMXフリースタイル・パークで5位入賞を果たした中村輪夢（りむ）選手に「京都市スポーツ栄誉賞」を授与した。
中村選手は2大会連続の5位入賞を果たし、「メダルを持って帰ってきたかった」と述べる中で、楽しむことができたと振り返った。
京都市役所で行われた表彰式では、中村選手の着用したヘルメットに京都の名所がデザインされていたことが話題となり、市長からのエールも受けた。
京都市は6日、パリ五輪自転車男子BMXフリースタイル・パークで5位入賞を果たした同市出身の中村輪夢（りむ）選手（22）に「京都市スポーツ栄誉賞」を授与した。2大会連続の5位入賞となった中村選手は「メダルを持って帰ってきたかったので悔しい気持ち」と述べる一方、「（初挑戦の）東京五輪のときより楽しむことができた」と振り返った。
この日、京都市役所で表彰式があった。松井孝治市長は、中村選手が着用したヘルメットに平等院鳳凰堂や五重塔など京都の名所がデザインされていたことに触れ、「京都人の誇りを持って、さらに頑張ってほしい」とエールを送った。
これに対し中村選手は「京都から結果を出して、地元への恩返しにしたい」と意気込みを話した。
パリ五輪の決勝で中村選手は温めてきた新技を披露し、会場となったコンコルド広場を大いに沸かせた。
（堀口明里）
