ボンドガール、馬場の大外駆け抜け11秒9 手塚師「肝心なのはゲート。そこ次第」/紫苑S

AI要約

秋の中山開幕週に行われる秋華賞トライアル、紫苑S(G2、芝2000メートル、7日=中山、3着まで優先出走権)の最終追い切りが行われ、前走クイーンS2着から参戦するボンドガール(牝、手塚)は美浦ウッドで調整した。単走でゴール前に仕掛けられ、5ハロン68秒0-11秒9で馬場の大外から駆け抜けた。

前走は従来の先行策ではなく中団のインで脚をためる形。直線では鋭く伸びるも届かなかった。が、武豊騎手は前走後「距離にめどが立って収穫のある内容」と初の2000メートルとなる今回にも手応えは上々だ。

新馬戦ではオークス馬チェルヴィニアを下した逸材。しかし重賞ではここまで2着が3度と惜しい戦いが続くが師は「ジョッキーにお任せでしょう」と信頼を寄せたように、今回で4戦連続のコンビとなるレジェンドは北海道リーディングを獲得。心強いパートナーを背に悲願のタイトルを奪取する。【深田雄智】

<紫苑S:追い切り>

 秋の中山開幕週に行われる秋華賞トライアル、紫苑S(G2、芝2000メートル、7日=中山、3着まで優先出走権)の最終追い切りが行われ、前走クイーンS2着から参戦するボンドガール(牝、手塚)は美浦ウッドで調整した。単走でゴール前に仕掛けられ、5ハロン68秒0-11秒9で馬場の大外から駆け抜けた。

 調教を見守った手塚師は「いつも通りで良かったと思う。息遣いはよくない馬だけど、それもいつものことでレースには影響ないから」と評価。「肝心なのはゲート。後ろからだと開幕週だし届かないのでそこ次第」とポイントを挙げた。

 前走は従来の先行策ではなく中団のインで脚をためる形。直線では鋭く伸びるも届かなかった。が、武豊騎手は前走後「距離にめどが立って収穫のある内容」と初の2000メートルとなる今回にも手応えは上々だ。

 新馬戦ではオークス馬チェルヴィニアを下した逸材。しかし重賞ではここまで2着が3度と惜しい戦いが続くが師は「ジョッキーにお任せでしょう」と信頼を寄せたように、今回で4戦連続のコンビとなるレジェンドは北海道リーディングを獲得。心強いパートナーを背に悲願のタイトルを奪取する。【深田雄智】