オールセインツ&メリオーレム、神戸新聞杯2週前追い切り速報/栗東トレセンニュース

AI要約

9月22日(日)に中京競馬場、芝2200mで行われる菊花賞トライアル、神戸新聞杯。友道康夫厩舎の2頭、オールセインツとメリオーレムが追い切りを行う。

3頭のCWでオールセインツ、バズアップビート、メリオーレムが調整される。メリオーレムが最後の直線で3頭競り合いの負荷を試される。

メリオーレムの調教時計はそれほど速くなかったが、3頭の競り合いは激しかった。来週は更なる良化が期待される。

オールセインツ&メリオーレム、神戸新聞杯2週前追い切り速報/栗東トレセンニュース

 9月22日(日)に中京競馬場、芝2200mで行われる菊花賞トライアル、神戸新聞杯。ここへ出走を予定している友道康夫厩舎の2頭、オールセインツとメリオーレムが今朝4日、レースに向けた2週前追い切りを行っている。

 今週の2歳未勝利戦への出走を予定しているバズアップビートを含めたCWでの3頭。先頭オールセインツ、真ん中にバズアップビート、最後方からメリオーレムという隊列。6F標識通過時は少し遅いラップだったが、その途中からラップが速くなり、3コーナーから4コーナーへと進入していく。

 オールセインツは持ったままの手応えで最後の直線に向き、5馬身ほど後ろにいたメリオーレムは促しながら前に追いつこうとしてくる。メリオーレムはバズアップビートと並んで、一旦、オールセインツを追い抜きそうな感じになったが、結果的にはゴールでの3頭の差はそれほどなかった。

 メリオーレムの時計は6F83.4~5F67.4~4F52.5~3F37.3~2F23.1~1F11.4秒。全体時計はさほど速くなかったが、最後の直線での3頭競り合いの負荷はなかなかのもの。来週はもっと動きが良くなり、時計も速くなってくるだろう。

(取材・文:井内利彰)