【オリックス】山下舜平大が7回9K無失点で自身3連勝 3位ロッテに5ゲーム差に接近

AI要約

オリックスが西武を2連勝し、逆転CSへの望みをつないだ。

山下舜平投手が9三振を奪い、7回を5安打無失点で好投。

杉本裕太郎の活躍もあり、打線が連打で快勝。

【オリックス】山下舜平大が7回9K無失点で自身3連勝 3位ロッテに5ゲーム差に接近

<オリックス4-0西武>◇4日◇ほっともっと神戸

 5位オリックスが最下位西武相手に2連勝を飾り、逆転CSへ望みをつないだ。投打がかみ合ってほっともっと神戸での今季最終戦を快勝で飾り、2カード連続の勝ち越しに成功。21試合を残して3位ロッテまで5ゲーム差に接近した。

 先発の山下舜平大投手(22)がゲームメークに徹した。最速157キロの直球とカーブ、フォークを駆使し、西武打線を翻弄(ほんろう)。今季自己最多タイ9三振を奪い、今季最長タイの7回を投げ5安打無失点と快投。自身3連勝で今季3勝目を挙げた。

 打線は「5番DH」に入ったラオウこと杉本裕太郎外野手(33)の打棒が火を吹いた。両軍無得点の2回1死から西武隅田の内寄りチェンジアップを振り抜き、左翼ポール際へチームトップに並ぶ先制の9号ソロ。2点リードの5回には2死から西野、太田、西川が3連打でつなぎ、満塁で杉本が左前への中押し2点適時打。決勝弾を含む2安打3打点の活躍で勝利に貢献した。

 この日は攻守の要の森友哉捕手(29)が「左肩腱板(けんばん)損傷」で出場選手登録を抹消され離脱。ショックを振り払うかのように、チーム一丸で勝利をつかみ取った。