アロンソ「可能な範囲で最速ペースを引き出し、限界までプッシュした点では満足」:アストンマーティン F1第16戦決勝

AI要約

フェルナンド・アロンソはイタリアGPで11位、ランス・ストロールは19位でレースを終えた。

アロンソは最速のペースを引き出せたが、相対的なペースに苦戦し、ポイント獲得を逃した。

ストロールは予想通りの結果で、パフォーマンス不足を認識し、改善に努めると述べた。

アロンソ「可能な範囲で最速ペースを引き出し、限界までプッシュした点では満足」:アストンマーティン F1第16戦決勝

 2024年F1第16戦イタリアGPの決勝レースが行われ、アストンマーティンのフェルナンド・アロンソは11位、ランス・ストロールは19位でレースを終えた。

■フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム)

決勝=11位(53周/53周)

11番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ハード

 厳しいレースだった。可能な範囲で最速のペースを引き出すことはできたし、クルマを限界までプッシュできたから、その点では満足している。

 ただ、コース上での相対的なペースはいまひとつで苦戦した。レース序盤にはポイント圏内にいて、(アレックス・)アルボンをアンダーカットすることもできた。あの時点では、どのチームも2ストップだろうと思っていたんだ。結局のところ、彼らに対して1回多いピットストップの分を挽回するには及ばなかった。最終的には(ケビン・)マグヌッセンから0.2秒遅れ、アルボンから1秒遅れだったから、ノーポイントに終わって本当に残念だ。これからもプッシュ続けるよ。

■ランス・ストロール(アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム)

決勝=19位(52周/53周)

17番グリッド/タイヤ:ハード→ハード→ミディアム→ソフト

 今日の結果は、おおよそ予想していたとおりだった。週末を通じて、十分に戦えるだけのペースに欠けていたし、17番手グリッドからのスタートでは、できることはそれほど多くないのも分かっていた。

 レースのスタート時点では、1ストップか2ストップかを決めていなかったが、タイヤのデグラデーションのレベルを見て2ストップを選んだ。終盤に3回目のピットストップをしたのは、ファステストラップを狙いにいったからだ。

 要するに、必要とされるパフォーマンスがなかったということで、それは自分たちでもよく分かっている。これまでと同様に、このクルマにパフォーマンスを与えることに全力を傾けていくしかない。

[オートスポーツweb 2024年09月03日]