パワーフェーダー竹田麗央が“二刀流”宣言? 「ドローも打てるように」【勝者のギア】

AI要約

悪天候の中、36ホールに短縮されたゴルフ5レディスで竹田麗央が逆転優勝し、今季5勝目を達成。

竹田のドライバースキルや次回への練習方針、使用ギアについてのコメントなど。

今季25試合目でボール最多勝はスリクソンの11勝で、竹田が5勝目を挙げ、他メーカーの優勝者も紹介。

パワーフェーダー竹田麗央が“二刀流”宣言? 「ドローも打てるように」【勝者のギア】

<ゴルフ5レディス 最終日◇1日◇ゴルフ5カントリーみずなみコース(岐阜県)◇6559ヤード・パー72>

悪天候で36ホールに短縮された「ゴルフ5レディス」は、竹田麗央が最終日に7バーディ・1ボギーの「66」をマークし、トータル10アンダーで逆転優勝。今季5勝目を飾った。

前回優勝の「北海道meijiカップ」からクラブセッティングに変更はなし。竹田の代名詞である“パワーフェード”も好調で、今大会のドライビングディスタンスは249.75ヤードで1位だった。先週は海外メジャー「AIG女子オープン」(全英)に出場して予選落ちを喫したが、そこでの経験から今後、ティショットのドローボールにも取り組むと明かした。

「今週も立ちにくいホールがあったけれど、刻まずにドライバーで行くと練習ラウンドから決めていたので、ドライバーでやり通せたのは良かった。(全英では)横風が多くて、左からの風の時は練習ラウンドでは計算できないくらい(フェードボールが)持っていかれた。ドロー目で打ってみたら(感触が)良かったので、ドローも打てるように練習したいです」

最終18番では1.5メートルの下りフックラインを決めて混戦を制した。小さなガッツポーズも見せたこの一打は『オデッセイAi-ONE #7S』によるもの。ツノ型を愛用するのは「2本のツノが後ろにあるので、すごく安心感がある。狙ったところに打てる」から。パーオンホールの平均パット数は『1.7439』で全体4位につけ、昨年の35位(1.8048)から大幅に改善されている。

今季25試合目でボール最多勝はスリクソンの11勝。『スリクソンZ-STAR』を使用する竹田が5勝目となり、『Z-STAR XV』では小祝さくら、岩井明愛、岩井千怜が2勝ずつを飾っている。ブリヂストンが7勝(川崎春花3、桑木志帆2、大里桃子、阿部未悠)、タイトリストが5勝(鈴木愛2、臼井麗香、天本ハルカ、イ・ヒョソン)、キャロウェイ1勝(河本結)、テーラーメイド1勝(新垣比菜)となっている。

【竹田麗央の優勝ギア】

1W:スリクソンZX7 Mk II LSプロト(9.5°TOUR AD UB-5X 45.25インチ)

3W:スリクソンZX Mk II(15°TOUR AD UB-6S)

3,4U:スリクソンZX Mk II(19,22°TOUR AD DI-75 HYBRID S)

5I:スリクソンZX5 Mk II(N.S.PRO Modus³ TOUR120S)

6I~PW:スリクソンZX7 MK II(N.S.PRO Modus³ TOUR120S)

50,54,58°:クリーブランドRTX6 ZIPCORE(N.S.PRO Modus³ TOUR120S)

PT:オデッセイAi-ONE #7S

BALL:スリクソンZ-STAR