ツアー2戦目で目指す予選突破 “天才少女”須藤弥勒の原動力は「原英莉花さんが…」
13歳のアマチュア・須藤弥勒がゴルフ5レディスに挑む。先週のデビュー戦を経て、主催大会に照準を合わせる。
調整を終えて良い感触を得た須藤弥勒。兄弟からの反響もあるが、注目度は高い。
須藤弥勒は原英莉花とのプレーを楽しみにし、スコットランド、韓国転戦から帰国した先輩プロたちと共に前進を目指す。
＜ゴルフ5レディス 事前情報◇29日◇ゴルフ5カントリーみずなみコース（岐阜県）◇6559ヤード・パー72＞
先週の「ニトリレディス」に続き、プロトーナメントに挑む13歳のアマチュア・須藤弥勒。“天才少女”はデビュー戦で、トータル19オーバーの最下位118位と洗礼を浴びた。そして今週は所属先のゴルフ5が主催の大会。当初から、ここに照準を合わせてきた。
「今回はコースの相性もいいので、さすがゴルフ5の須藤弥勒だなってなるような成績を残したいと思います。とりあえず目標は予選突破です。攻めるゴルフがしたい」
その小さな体から発される言葉は力強い。予選落ちした先週は自宅に戻り調整。「いつも通りのことをしました。外に出ていると合宿みたいになってしまって、これが欲しいこれがやりたいというのがなかなかできないので、家に帰って、いつものルーティンで同じことをやっただけです」。こうしてネジを巻き直し、「結構調子は良くなって
います」といい感触も得られている。
初出場の反響は「無いですよ。でも兄弟からは『あそこで何してんの？』と言われました」と明かすが、やはり注目度は高い。さらに所属先の大会となれば、なおさらだ。初日は午前7時20分に、注目選手たちとともに1番ティからスタートするところを見ても、それは感じられる。
「原英莉花さんも帰ってきて一緒に同じ試合に出られるので、そういう面ですごく楽しみだなと思っています」。スコットランド、韓国の海外転戦を終え3週ぶりに復帰する“先輩プロ”とのプレーもモチベーション。13歳は岐阜でさらなる前進を目指していく。
