【宮島ボート・GⅢサッポロビール杯】広瀬聖仁 3カド選択でまくり快勝「スローのSに自信なかったので…」

AI要約

ボートレース宮島のG3「第12回サッポロビール杯」の準優勝戦が行われ、広瀬聖仁選手が見事優勝した。

広瀬聖仁選手はスローの展示ではなく、本番では3カドを選択し、鮮やかなまくり切りを見せた。

相棒の28号機も高いポテンシャルを持ち、優勝の可能性が高まっている。

【宮島ボート・GⅢサッポロビール杯】広瀬聖仁 3カド選択でまくり快勝「スローのSに自信なかったので…」

 ボートレース宮島のG3「第12回サッポロビール杯」は1日、準優勝戦が行われた。

 広瀬聖仁(58=愛知)は11R、展示ではスローの3コースに入ったが、本番では3カドを選択。コンマ10の好スタートを決めて鮮やかにまくり切った。「スローのスタートに自信がなかったので展示とは違う形になったけど、本番はダッシュへ引いた」と直前の決断が的中した。

 相棒の28号機は6月のG170周年記念で優出3着、その直後から3節連続Vと2連率40%という数字以上の破壊力を秘める。「重いけど走り出したらいい。一番いいのは行き足。特訓ではそこまで…、という感じでも本番では周りにいいと言われますね。まだ余している感じもするし、まだ出る余地はありそう」とポテンシャルの高さも感じている。

 優勝となれば2002年7月の蒲郡以来、実に22年ぶりとなる。「まずはピット離れをしっかり行かないと」と平常心で大仕事に挑む。