「大谷翔平にはジャッジほどの責任感はない」米メディアで〝どっちがすごいか論争〟過熱

AI要約

MLBネットワークのアナリストがドジャースの大谷翔平とヤンキースのアーロン・ジャッジを比較し、ジャッジに優位性を示唆。

ジャッジは主将としてもチームをけん引し、打席や守備で勤勉さを発揮しており、長身でがっしりとした体格を持ち、チームを精神的にリードしている。

一方、大谷は大記録の「50-50」達成が期待されるが、ジャッジと比べてチーム全体への責任感が乏しいと指摘されている。

「大谷翔平にはジャッジほどの責任感はない」米メディアで〝どっちがすごいか論争〟過熱

 ドジャース・大谷翔平とヤンキース・アーロン・ジャッジが両リーグのMVP候補に上がり「どっちがすごいか」論争が米メディアでも白熱する中、元ロッキーズGMでMLBネットワークでアナリストを務めるダン・オダウド氏が番組内で両者を比較し、ジャッジに〝軍配〟を上げている。

 本塁打トップを独走し、60発も射程圏。主将としてもチームをけん引するジャッジを「打席でも守備でも並外れた勤勉さを持っている。長身でがっしりとした体格でセンターを務め、長いシーズンでも疲労の兆候をまったく見せない。チームを精神的にリードしていることを考慮に入れる必要がある」と高く評価して理由を並べた。

 一方の大谷については「大谷に責任がないと言っているわけではないが、彼にはジャッジがチーム全体に対して持っているような責任感がない」と指摘。DHながら盗塁も量産して前人未到の「50―50」達成に期待がかかるが、ジャッジと違って責任が伴わない立場で自由にプレーできているという。評価は分かれるところだが、ともに歴史的シーズンを送っているのは間違いない。