MotoGPチェコGPが2025年からブルノ・サーキットで復活! 2029年までの契約締結
MotoGPは2025年からチェコGPがシリーズのカレンダーへ復帰することを発表した。チェコGPはブルノ・サーキットで開催され、5年契約となる。
MotoGPを運営するドルナ・スポーツのカルメロ・エスペレータCEOはブルノの復帰を喜び、ファンとのエキサイティングなイベントに期待している。
チェコのペトル・フィアラ首相もMotoGPの復活開催を歓迎し、ブルノ・サーキットでのモーターサイクルレースの伝統を称賛している。
MotoGPは2025年からチェコGPがシリーズのカレンダーへ復帰することを発表した。
チェコGPの開催地となるのは、ブルノ・サーキット。MotoGPの開催は2020年以来となる。期間は2025年から2029年までの5年契約とされている。なおチェコGPは1992年に1度開催されなかったが、1987年から2020年まで最高峰クラスのカレンダーへ毎年組み込まれてきたレースだ。
MotoGPを運営するドルナ・スポーツのカルメロ・エスペレータCEOは、チェコのMotoGP復帰に際し次のようにコメントを寄せた。
「ブルノの復帰をお知らせすることができてとても嬉しく思っている」
「このサーキットはクラシックかつ素晴らしいレイアウトをもっており、MotoGPの長い歴史の中でも非常にメモリアルな瞬間を残してきた」
「我々はブルノの復帰に非常にワクワクしている。毎週末ティソ・スプリントを開催し、これまで以上にファンが現地で彼らのヒーローに近づくことができ、更に多くの楽しませるイベントを行なえることを楽しみにしている。我々はこの丘陵地帯が多くのファンによって何度も埋め尽くされているのを目にしてきたし、時には動員数で最多となったこともあった。チェコのファンへ再びMotoGPを届けられることを嬉しく思う」
そしてチェコのペトル・フィアラ首相もMotoGPの復活開催へコメントを寄せた。
「ブルノ・サーキットでのモーターサイクルレースには、1950年代まで遡る伝統がある。MotoGPはチェコ、特に南モラヴィアへと何万人もの観光客を呼び込む権威あるグローバルなイベントであり、多くの人を海外から呼び寄せている」
「この伝統を継続させることができ、そしてMotoGPが5年ぶりにブルノへと戻ってくることを非常に嬉しく思う」
なおMotoGPは2025年の開幕戦を3月にタイ・ブリーラムで行なうことは発表しているが、シーズンの全開催カレンダーはまだ発表していない。