ロシアに向けた「ごめんなさい」 レスリング須崎優衣の言葉に海外エール「謝らないで」「ユイがNo,1」

AI要約

パリ五輪レスリング女子フリースタイル50キロ級で銅メダルを獲得した須崎優衣が、ロシア南部・タゲスタン共和国への感謝と再挑戦への意気込みを語った。

須崎は過去の武者修行でタゲスタンを訪れ、多くの支援を受けたことから謝罪を述べたが、再びオリンピックチャンピオンを目指す意思を示した。

動画には須崎の強い意志と海外ファンからの応援コメントが寄せられ、将来の実績に期待が寄せられている。

ロシアに向けた「ごめんなさい」 レスリング須崎優衣の言葉に海外エール「謝らないで」「ユイがNo,1」

 パリ五輪レスリング女子フリースタイル50キロ級で銅メダルを獲得した須崎優衣が、かつて武者修行で訪れたロシア南部・タゲスタン共和国に対する気持ちを吐露すると、現地のファンからは「ユイがNo,1」「謝らないで…」など、エールの声が相次いでいる。ロシア人ジャーナリストが自身のインスタグラムで伝えている。

 ロシアのジャーナリスト、ヴャチェスラフ・アブドゥサラモフ氏は、五輪後の須崎に対するインタビュー動画を自身のインスタグラムに投稿。冒頭、ロシア語で質問を受けた須崎は「私はタゲスタンの人たちにごめんなさいと言いたいです。ロシアの人たちにも。ロシアとタゲスタンの多くの人たちが私と多くの時間を過ごしてくれて、助けてくれ、指導をしてくれました。でも負けてしまったので、ごめんなさいと言いたいです」と、英語で謝罪の言葉を述べた。

 続けて「でも私はもう一度オリンピック・チャンピオンになりたいと思います。だから4年間待っていてください」と断言。記者から「ロサンゼルスで?」と問われると、「ロサンゼルスとブリスベンでも」と、2028年ロス五輪のみならず、33歳で迎える32年ブリスベン五輪での戴冠も視野に入れていることを強調した。

 パリ五輪に関しては「最初の試合はタフで、大きなプレッシャーがありました。自分のレスリングができず、本当に本当に残念でした。もっともっと経験が必要だと思います。そしてテクニックを磨いて、メンタルも身体面でも向上しないといけない」と振り返った須崎。「私はまたオリンピックチャンピンになりたいです。絶対に」と力強く誓っていた。

 動画内で、「タゲスタンにももっと頻繁に行きたい」と再訪を口にした須崎には、海外ファンからも温かいコメントが集まった。

「謝らないで…強くなって戻ってきて…金メダルが待ってるよ」

「ユイがNo,1」

「愛しているよ」

「頑張って、スサキ!」

「次はもっと強くなって戻ってくるはず!」

「彼女がロシア語を理解していることは、競技に対する彼女の献身を示していて素晴らしい。LAでチャンピオンになるね!」

 海外でも貪欲に学びながら競技に向き合う姿に、現地のファンからもたくさんのエールが寄せられていた。