【FC東京】左膝手術の東廉太、9カ月ぶり実戦復帰「けがする前の自分を超えないと試合には絡めない」

AI要約

FC東京は栃木シティとの練習試合で0―2で敗れ、東廉太が実戦復帰した。

東廉太は久々の出場で緊張し、目も慣れていないことに驚いたが体力面は問題なかった。

復活を目指す東廉太が前の自分を超えることと、より強くなりたいと意気込んでいる。

【FC東京】左膝手術の東廉太、9カ月ぶり実戦復帰「けがする前の自分を超えないと試合には絡めない」

 FC東京は18日、小平グラウンドでJFLの栃木シティと練習試合(30分×2本)を行い、0―2で敗れた。昨年11月に左膝の手術を受けたDF東廉太(20)が2本目の途中から出場し、実戦復帰を果たした。

 「9カ月ぶりの実戦だったので、少し緊張もあった。入ってみたら、目が慣れていないことに驚いた。ポジショニングも分からない部分があった。ただ、体力面では大丈夫でした」

 出場した10分間をそう振り返る。交代出場する際には寺山からキャプテンマークを巻かれる粋な演出もあった。守勢に回るチームを奮い立たせる声掛けなど、らしいプレーを見せた。一方で、得意の競り合いでバランスを崩していた。

 「まずはけがする前の自分を超えないと試合には絡めない。前の自分に戻すというよりも、もっといい選手になりたい。強さや声を出しながらうまくさばける。そういう選手を目指したい」

 どん底も味わった中で口にした新たな希望。東廉がここから復活ロードをひた走る。