智辯学園が3年ぶり8強、打線入れ替えがピタリ!小松大谷快進撃止まる【24年・夏甲子園】

AI要約

智辯学園が小松大谷を破り、3年ぶりのベスト8入りを果たし、準優勝した2021年以来の快挙となった。

打線の入れ替えが功を奏し、山崎光留捕手や近藤大輝外野手が活躍し、逆転勝利を収めた。

田近楓雅投手の好投もあり、智辯学園は準々決勝に進出する一方で、小松大谷は甲子園初勝利以来の快進撃を終えた。

智辯学園が3年ぶり8強、打線入れ替えがピタリ!小松大谷快進撃止まる【24年・夏甲子園】

<第106回全国高校野球選手権大会:智辯学園6ー3小松大谷>◇17日◇3回戦◇甲子園

智辯学園(奈良)が小松大谷(石川)を破って、準優勝した2021年以来3年ぶりのベスト8入りを決めた。

初回に1点を先制。2回に2点を失い、一時は逆転を許したが、3回に追いつくと、4回、5回に2点ずつを奪って逆転に成功した。

打線の入れ替えが奏功した。3回に左越えへの同点打を放った山崎 光留捕手(3年)は、初戦7番から、2回戦5番と打順が上がり、この日は3番に座っていた。打撃好調で手にした打順で大きな仕事をやってのけた。5番スタメンに復帰した近藤 大輝外野手(2年)も5回の適時打を含めて2安打の活躍だった。

先発の田近 楓雅投手(3年)は7回6安打2失点と好投した。序盤はやや不安定だったが、3回以降は得意のチェンジアップを武器に落ち着いた投球で相手打線を抑えた。

小松大谷は初8強こそならなかったが、大阪桐蔭(大阪)から勝利を挙げるなど、甲子園初勝利から2勝した快進撃は甲子園のファンの胸に残った。