負傷に苦しむジャバー「最善の努力をしたが…」全米オープン前哨戦を棄権<女子テニス>

AI要約

世界ランク16位のO・ジャバーが肩の負傷のためシンシナティ・オープンを棄権することをSNSで発表。ジャバーはけがに悩まされながらもシングルスタイトル5つを獲得し、世界ランク2位も経験している。

前週の大会では大坂なおみに敗れ、肩の負傷が悪化。全米オープン出場に向けて調整をしていることを報告。

シンシナティ・オープンのドローではジャバーの代わりにB・ハダッド=マイアが出場し、A・パブリュチェンコワと対戦する。

負傷に苦しむジャバー「最善の努力をしたが…」全米オープン前哨戦を棄権<女子テニス>

女子テニスのシンシナティ・オープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、WTA1000)に第12シードとして出場予定だった世界ランク16位のO・ジャバー(チュニジア)が12日にSNSを更新し、同大会を棄権すると発表した。

29歳のジャバーはこれまでシングルスタイトル5つを獲得し、キャリアハイは2022年6月に記録した世界ランク2位となっている。しかし同時にけがにも悩まされるキャリアを送っており、今シーズンも肩やひざの負傷で大会の欠場が多くなっており、世界ランクも16位とトップ10から陥落した状態だ。

前週のナショナル・バンク・オープン(カナダ/トロント、ハード、WTA1000)では1回戦で大坂なおみと対戦したが、精彩を欠きストレートで敗れ初戦敗退を喫している。

そのジャバーはインスタグラムのストーリーズ(24時間で消える投稿)を更新し、肩の負傷でシンシナティ・オープンを棄権すると明かした。

「残念ながら肩の負傷が悪化し今年はシンシナティ・オープンに出場できなくなりました。回復するために最善の努力をしましたが、現在のコンディションでは必要なレベルでプレーすることができません。ニューヨークで行われる全米オープンのために全力を尽くしています」

ジャバーは26日に開幕を迎える全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)出場に向け調整を続けていく。

シンシナティ・オープンのドローでは、ジャバーのいたところに第17シードとしてB・ハダッド=マイア(ブラジル)が移動。A・パブリュチェンコワと1回戦を戦う。