陸上で頭を強打する転倒→担架搬送された選手が意識回復 「ぞっとする転倒も…話す事ができている」英紙報道

AI要約

エチオピアのラメチャ・ギルマがパリ五輪の陸上男子3000メートル障害で転倒し、意識を回復した。

彼は最終周でハードルの飛越に失敗し、頭を強く打ち付けて動けなくなったが、その後安定した容体となった。

大会側は早急な処置を取り、ギルマの回復を願っていると発表した。

陸上で頭を強打する転倒→担架搬送された選手が意識回復 「ぞっとする転倒も…話す事ができている」英紙報道

 パリ五輪の陸上男子3000メートル障害でレース中に転倒し、その場で動けなくなった世界記録保持者のラメチャ・ギルマ(エチオピア)が意識を回復した。英紙「ザ・ガーディアン」が伝えている。

 7日に行われた同種目は、ソフィアン・エルバカリ(モロッコ)が五輪2連覇を果たした。ギルマは最終周でラストスパートをかけた際にハードルの飛越を失敗。激しく転倒し、頭をトラックに強く打ち付けた。そのまま動けず、駆けつけた医療スタッフに首を固定され、担架で運ばれ退場した。

 このアクシデントを報じた「ザ・ガーディアン」は「エチオピアのラメチャ・ギルマはぞっとするような形で転倒も、その後に意識を取り戻し、話すことができている」と報道。現在の容体は安定し、大事には至らなかったとみられる。

 記事は、大会側の声明も紹介。「ラメチャ・ギルマは会場内で医療チームによる早急な処置を受けました。我々の思いは彼とともにあり、一刻も早い回復を祈っています。パリ2024はギルマの容態に関する最新情報を受けるべくエチオピアの五輪委員会と緊密に連携を図ります」としている。