【陸上】「最もセクシーな選手」巡ってドイツ内紛「リレーメンバー選出は記録で選ぶべき」

AI要約

ドイツ代表短距離陸上女子アリシャ・シュミットが世界リレー選手権で出場権を確保し、パリ五輪への期待を抱いていたが、混合リレー400メートルでの予選敗退を経て、ドイツ陸上界で論争が勃発。

内紛が起きた中、シュミットは「我々はワンチームだ。力を合わせないといけない」とコメントし、団結を呼びかける。

また、スポーツ選手としての生活の難しさやSNS活動に対する批判についても触れ、競技とのバランスを模索していることを明かしている。

 世界で最もセクシーな選手として知られる、ドイツ代表短距離陸上女子アリシャ・シュミット(27)を巡り、ドイツ陸上で内紛が起きた。シュミットは24年世界リレー選手権で出場権を確保。自身のインスタグラムに「天国からパリへ」と、涙の写真掲載し、話題となった。

 五輪で陸上競技が始まる前には「最も大きい夢がかなう。パリで生涯の思い出を作る」とも掲載した。しかし混合リレー400メートルでドイツは7位で予選敗退。そこでドイツ国内で問題が勃発。ドイツ女子短距離代表のルナが「みんなが不満を持っている。ドイツ陸上協会は、最も速い4人を出場させるべきだった」とコメント。

 シュミットはこの論争に「事前に意見の差があったのは事実だ。でも我々はワンチームだ。力を合わせないといけない」と話した。

 大会期間中にも、自身のインスタグラムを毎日更新しており「試合に集中してないのでは?」の批判を受けているが、モデルとしても活動中のシュミットは「ドイツでスポーツ選手という職業は、生活する上で簡単ではない。スポーツ選手にSNSはいい副業になる。いいスポンサーを得ると、より競技に集中できるのだが…」と返している。