【阪神】佐藤輝明、雷雨と「輝シフト」で5回コールド負け 強烈ゴロさばかれ連続マルチもストップ

AI要約

阪神佐藤輝明内野手の連続記録がヤクルト戦で止められた。試合では守備シフトに苦しむ場面が続き、結果的に無安打に終わった。

前夜の試合では連続アーチやマルチ安打などの快挙を達成していたが、2打数無安打に終わり、連続安打も14試合でストップした。

佐藤輝明は試合後には冷静に現実を受け止め、次戦に向けて再度切り替えを図る意向を表明した。

【阪神】佐藤輝明、雷雨と「輝シフト」で5回コールド負け 強烈ゴロさばかれ連続マルチもストップ

<ヤクルト4-0阪神>◇7日◇神宮

 あぁ、雨らめし…。阪神佐藤輝明内野手(25)が雷雨と「輝シフト」にも泣き、連続記録を軒並み止められた。1回2死三塁では右腕サイスニードの外角直球を丁寧にミートするも左飛。4回1死では直球を力強く引っ張ったが、通常の一、二塁間に守備位置を移動していた二塁手・山田に痛烈なゴロをさばかれた。2打数無安打で5回裏降雨コールド負け。「シフトにやられた感じですね」。試合後は雨に打たれながら、冷静に現実を受け止めた。

 前夜のヤクルト戦では3戦連続アーチを描いた。2戦連続猛打賞でセ・リーグ歴代4位タイ、あのイチローらに並ぶ8戦連続マルチ安打。11戦連続得点でランディ・バース、金本知憲の球団最長記録にも並んでいた。12戦連続得点ならセ・リーグ6位で巨人王貞治らに並んでいたが、4回は飛びついた一塁手・オスナの横を抜けた打球が極端な守備シフトに餌食に。初回の先制好機については「しょうがないんじゃないですか」と静かに振り返った。一気に強まった雨の影響も受け、イチロー超えの快挙ももならなかった。

 自身最長を更新していた連続安打も14試合でストップ。三塁守備では2回1死一塁から三ゴロファンブル、犠打悪送球の2連続失策を喫し、この回2失点の原因を作った。「また練習します」と猛省。カード3連敗阻止へ「また切り替えて明日頑張ります」と強調し、攻守ともに仕切り直しを誓った。【佐井陽介】