【阪神】サヨナラ負け岡田監督、才木と岩崎打たれ「いつもそんなん抑えられへんやん」/一問一答
ヤクルトが阪神に5-4で勝利し、阪神は痛い敗北を喫した。才木浩人投手が4回に山田哲人に逆転3ランを浴びるなど、投手陣が崩れる展開だった。
8回に木浪聖也の内野安打で追いつくも、9回にサヨナラを許し、勝ちきれなかった。岡田彰布監督は投手陣の強化を課題として挙げた。
佐藤輝明は好調を維持し、チームの中心的存在として活躍しているが、調子が良すぎるとランナーを強引に進める傾向にある。
<ヤクルト5-4阪神>◇6日◇神宮
阪神が痛い星を落とした。初回に佐藤輝明内野手(25)の左前打で1点先制。1-1の3回に佐藤輝の9号2ランで勝ち越す最高の展開だったが、10勝目を狙った才木浩人投手(25)が誤算だった。4回、山田哲人内野手(32)に逆転3ランを浴びた。6回4失点で降板した。
8回に木浪聖也内野手(30)の内野安打で追いつく粘りを見せたが、9回に岩崎優投手(33)が村上宗隆内野手(24)にサヨナラ打を許した。
岡田彰布監督(66)の一問一答は以下の通り。
-岩崎は最後甘くなった
「まだ後ろでもええんやから。満塁にしても。まあ、先頭やな。追い込んでのな。あんな甘い球な。インコース真っ直ぐやもんなあ。先頭にお前。あとちょこちょこ、打順的にな。目に見えとるわけやから」
-疲れが溜まっているようには見えるか
「いやいや、岩崎はそんな、投げさせてないよ。はっきり言うて。他の石井とか桐敷に比べたら」
-才木もいつもよりは
「なあ。球数も多かったしなあ。それでフォークが全部見切られとったからなあ」
-ヤクルト相手は数字も悪い
「なんかあるんやろうなあ」
-9連戦の初戦でなるべく長いイニングを
「そら、当然や」
-8回で追い越したかった
「だからその前になあ、いつも言うてる、大事な三振はあかんて言うてる。強引にいきすぎよな、みんな引っ張ってのゲッツーやろ。ゲッツーがあかんとは言えへんけどなあ。なんかヒットが出てるからそうなるんやろうな」
-ゲッツーを恐れていてはダメだが
「全部、引っ張りやんか。全部引っ張ってのサードゴロ、ショートゴロばっかりやろ」
-練習前に梅野と話を
「一、二塁間に打て言うてんのに一発もいかんかったなあ。あの打席でも、なんでな、振るからな、当てにいかへんもんな」
-三振は何も起こらない
「前に飛んだらなあ、そらどうなるか分からへんわけやから、向こうもちょっと中間守備いうかな、守備隊形がああいう隊形やから。何にも起きひん、三振な。振りすぎや。振ったらあかん」
-投手陣が崩れるゲームが増えている
「まあそら、点も取られるよ。いつもいつもそんなん抑えられへんやん。まあ、よう踏ん張った方よ」
-佐藤輝は引き続き
「おう、ええ感じで打ってる、そら。なあ、ヒットが出て、ちょっと調子がええぶん強引になりすぎやな、ランナーいてる時にな。そういう感覚やろな」