ウェストハム、ドルトムントからドイツ代表FWフュルクルクを獲得!…移籍金は約50億円か

AI要約

ウェストハムが31歳のドイツ代表FWニクラス・フュルクルクをドルトムントから完全移籍で獲得。

フュルクルクはブンデスリーガでの活躍からプレミアリーグ挑戦へ。契約期間は2028年6月30日まで。

フュルクルクは新天地でのチャレンジに意欲を見せ、ウェストハムでの活躍が期待されている。

ウェストハム、ドルトムントからドイツ代表FWフュルクルクを獲得!…移籍金は約50億円か

 ウェストハムは5日、ドルトムントからドイツ代表FWニクラス・フュルクルクを完全移籍で獲得したことを発表した。

 今夏のEURO2024でも活躍した“遅咲き”のストライカーが、31歳にして自身初の国外移籍を果たした。契約期間は2028年6月30日までの4年間。移籍金については非公開とされているが、イギリスメディア『BBC』によると、2700万ポンド(約50億円)がウェストハムからドルトムントへ支払われた模様だ。

 現在31歳のフュルクルクはブレーメンの下部組織出身で、2012年2月にトップチーム昇格を果たした。フュルトやニュルンベルク、ハノーファーへの移籍を経験すると、2022-23シーズンにはブンデスリーガで16ゴールを挙げて得点王を受賞。昨年夏に加入したドルトムントではセンターフォワード(CF)の主軸として公式戦通算43試合出場15ゴール10アシストという成績を残し、11年ぶりのチャンピオンズリーグ(CL)決勝進出に大きく貢献した。

 また、2022年11月にデビューを飾ったドイツ代表ではここまで国際Aマッチ通算21試合に出場し13ゴール2アシストをマーク。今夏のEURO2024に臨むメンバーにも名を連ね、全5試合の出場で2ゴールを挙げるなどスーパーサブとして存在感を放った。

 活躍の場をプレミアリーグへと移したフュルクルクは、ウェストハムのクラブ公式サイトを通じて次のようなコメントを発表している。

「ここに来ることができて本当に嬉しい。新たなチームメイトとともにピッチに立つのが待ちきれない。プレミアリーグは世界最高のリーグだと思う。僕にとっては、イングランドに移籍し、ウェストハムのようなビッグクラブでプレーするには良い時期だったんだ。ウェストハムについては長い間考えていたよ。テクニカルディレクターのティム・シュタイテンのことはよく知っている。ブレーメンで一緒にプレーしたことがあるからね。試合もいくつか観戦し、チームの質の高さを見てきた」

「フレン・ロペテギ監督の下でプレーするチャンスも本当に楽しみだ。彼のプレースタイルは僕にとって重要だし、ここで最高のパフォーマンスを発揮し、たくさんのゴールを決めることができると確信している。サポーターの近くにいるのは大好きだし、ウェストハムのファンに会うのを楽しみにしている。今のところは非常に良い感触だ。体力があり、体調も良い。とにかくピッチに出て、彼らのためにプレーしたいよ」