五輪ドイツ代表が初の準決勝進出…ヤニス22得点もギリシャ代表は敗退

AI要約

ドイツ代表がギリシャ代表を76-63で破り、初の五輪ベスト4進出を果たした。

ギリシャ代表が試合開始からリードするも、ドイツ代表が追い上げて36-36で前半終了。

最終クォーターでドイツ代表がリードを守りきり、76-63で勝利した。

五輪ドイツ代表が初の準決勝進出…ヤニス22得点もギリシャ代表は敗退

 8月6日、パリ2024オリンピック男子バスケットボールの準々決勝がベルシー・アリーナで行われ、ドイツ代表(FIBAランキング3位/グループB1位)が、ギリシャ代表(FIBAランキング14位/グループA3位)に76-63で勝利。ドイツ代表としては初となる五輪ベスト4進出を決めた。

 立ち上がりから主導権を握ったのは、グループA3位から決勝トーナメントに滑り込んだギリシャ代表。インサイドの攻防で圧倒し、試合開始から3分ほどで10-2と先行すると、ヤニス・アデトクンボの豪快なダンクなど会場を沸かせるプレーも飛び出し、最初の10分で11-21とリード。

 それでも、続く第2クォーターはドイツ代表のニック・ヴァイラー・バブ、イザック・ボンガといったベンチメンバーが流れを手繰り寄せる活躍を見せ、同残り9秒にダニエル・タイスのアリウープダンクで同点に。36-36で試合を折り返した。

 ハーフタイム明けの第3クォーターも、ドイツ代表はシュルーダーの3ポイントで先手をとると、一進一退の攻防の中で、2024-25シーズンからBリーグの群馬クレインサンダーズへ加入するヨハネス・ティーマンが攻守に奮闘。フランツとモリッツのワグナー兄弟もスコアを伸ばし、7点リードの59-52で最後の10分へ。

 勝負の第4クォーターも、ドイツ代表はフランツ・ワグナーを中心に攻め立て主導権を握り、ギリシャ代表はアデトクンボを軸に粘る展開。試合時間残り2分をきってからデニス・シュルーダーが相手を突き放す3ポイントを沈め勝負あり。多彩な攻めを見せたドイツ代表がリードを守りきり、76-61で勝利した。

■試合結果

<パリ五輪男子準々決勝>

ドイツ 76-63 ギリシャ

GER|11|25|23|17|=76

GRE|21|15|16|11|=63