【柔道】斉藤立「代表として顔向けできない」阿部一二三「申し訳ない」混合団体銀/一問一答

AI要約

日本柔道チームが混合団体戦で銀メダルを獲得

選手たちの試合後の感想と葛藤が明かされる

試合での挫折や悔しさを乗り越える姿勢が描かれる

【柔道】斉藤立「代表として顔向けできない」阿部一二三「申し訳ない」混合団体銀/一問一答

<パリオリンピック(五輪):柔道>◇3日◇混合団体戦◇決勝◇シャンドマルス・アリーナ

 【パリ3日(日本時間4日)=木下淳】最終日の混合団体戦で、日本が2大会連続の銀メダルを獲得した。自国で迎え撃った前回21年東京五輪決勝で1-4の完敗を喫した宿敵フランスに、ゴールデンスコア方式の代表戦の末、再び敗れた。

 試合後の一問一答は以下の通り。

 ◆男子90キロ級村尾三四郎

 -1番手で良い試合した

 「先方で会場のフランスに飲まれることがないように、僕がしっかりポイント取って次につなぐ役割は果たせたけれど、団体戦だったのでチームを勝たせたかった」

 -後の選手も良い試合をした

 「日本を背負って戦えたことと、このメンバーみんなで戦えたことを誇りに思う」

 ◆女子70キロ超級高山莉加

 -大きい選手を投げた

 「自分より大きい相手だったのでガムシャラにポイント取りに行こうと戦った」

 -素根がいなかった

 「いつでも準備できていたので、何があっても出るつもりだった。試合の合間も素根選手にアドバイスもらって戦うことできた」

 ◆男子90キロ超級斉藤立

 -お疲れさまでした

 「すみませんでした」

 -3番目と代表戦でよく攻めた

 「個人戦で負けてしまって、最初は団体戦に切り替えることできなくて。本当にしょうもない試合をしてしまって、裏でもそういう態度でいてしまって、(鈴木桂治)先生に『何のために来たんだ』言われて、『意地を出して、、死ぬ気でやるんだ』と言われて、少なくとも『(父親の)斉藤(仁)先生が見ていたら絶対言っていたと思うし』と言われて、ここで勝たないと本当に国士舘としても日本の柔道代表としても顔向けできないと思って、その思い出進んで、本戦でも負けて、代表戦で挽回するチャンスだと思ったけど、同じようにやられてえしまって、本当に悔いが残る」

 -リネールとの試合は次につながる

 「代表戦の終盤、自分のペースになってここからというときに防げなくて。今日勝たないといつ勝つんだという面で、勝てなくて顔向けできない」

 ◆男子73キロ級阿部一二三

 -大変な試合

 「本当に日本の皆さんに本当にすみませんという気持ち。みんながつないでくれた良い流れ、良いバトンだったのに、そこをものにできず申し訳ない」

 -1階級上に果敢に攻めた

 「あそこで勝ちきらないと意味がない。本当に悔しい気持ちでいっぱい」