パリ五輪で「トイレ後に手を洗わない」 非衛生的な理由に仰天「日常から大腸菌に触れて…」

AI要約

セーヌ川の水質問題を受けて行われたパリ五輪男子トライアスロン。米国選手が風変わりな対策を取り、話題となる。

大腸菌基準値超過で延期された男子トライアスロン。米国選手はトイレ後手を洗わず、大腸菌への免疫を高める戦略を採用。

ライダーは無事完走するも、29位に終わる。その戦術は非衛生的とされつつも、科学的根拠を主張している。

パリ五輪で「トイレ後に手を洗わない」 非衛生的な理由に仰天「日常から大腸菌に触れて…」

 パリ五輪は7月31日、男子トライアスロンが行われた。会場となるセーヌ川の水質が問題になっていたが、風変りな対策を取っていた米国選手が話題に。米誌も「ゾッとする戦術」「とても型破りで、非衛生的」と仰天している。

 トライアスロンは開幕前からセーヌ川の大腸菌が基準値を超えていることが問題になっていた。30日に開催予定だった男子は、同日の水質検査の結果、31日に延期に。そんな中、独自の対策を講じたのが米国のセス・ライダーだった。米誌「スポーツ・イラストレイテッド」は「米国のトライアスロン選手セス・ライダーが五輪の大腸菌に対処するためゾッとする戦術を共有した」と題して紹介した。

「とても型破りで、非衛生的」と評された戦術とは、トイレの後に手を洗わないこと。記事によると、ライダーは「日常生活から大腸菌に触れておくことで、自分の閾値を上げておこうとしているんだ。実のところ科学の裏付けがある。証明された方法だ。トイレの後に手を洗わないといった小さなことからね」と主張しているという。ライダーは無事完走したものの、29位に終わっている。