「私なら、何が何でも泳がない」 五輪で使用、汚いセーヌ川に英記者ショック「茶番に終わりそう」

AI要約

パリ五輪の大会組織委員会が男子トライアスロンを水質検査の結果が悪かったために延期することを発表。

英記者が濁ったセーヌ川を公開し、海外ファンから批判が相次いでいる。

アヌシー湖の利用など代替策に関する意見も出ている。

「私なら、何が何でも泳がない」 五輪で使用、汚いセーヌ川に英記者ショック「茶番に終わりそう」

 パリ五輪の大会組織委員会は30日、同日に開催予定だった男子トライアスロンを31日に延期すると発表した。会場となるセーヌ川の水質検査の結果が基準に満たなかったことが原因。現地を訪れた英記者が濁った川の様子を公開し、「うーん、興味深い」と伝えている。

 現地30日の午前8時に開催される予定だった男子トライアスロン。同日に実施された水質調査の結果、「イベントの開催を許可するために十分な保証を与えられなかった」として、主催者側は同31日の午前10時45分に延期することを発表した。英国の陸上専門誌「アスレチックス・ウィークリー」のティム・アダムス記者はセーヌ川を訪問。水の濁り具合がわかる動画を自身のXで公開した。

 文面には「いまや明日に延期されたトライアスロンを前に、パリに落ち着いてセーヌ川の色に気づいた。これは、うーん、興味深い」と記載。海外ファンからは「なぜアルプスの麓にあるアヌシー湖を使わなかったのか理解できない」「3週間前に行ったが、私なら何が何でも泳がない。何年も準備期間があったのに茶番劇に終わりそうだ」と辛辣な声が寄せられた。