惜しい! 西郷真央、米女子ツアー初優勝逃すも単独2位に。大会新&コースレコードの「61」を叩き出すダイナミックなゴルフで知名度アップ

AI要約

西郷真央がCPKC女子オープンで優勝に迫る大活躍を見せる

ルーキーとして大会新&コースレコードを樹立し注目を集める

最終日のボギーで優勝を逃すも、次なる挑戦を誓う

惜しい! 西郷真央、米女子ツアー初優勝逃すも単独2位に。大会新&コースレコードの「61」を叩き出すダイナミックなゴルフで知名度アップ

米女子ツアーのCPKC女子オープン(カナダ開催)で西郷真央が優勝にあと一歩まで迫った。第3ラウンドでは9バーディ、1イーグルの11アンダー61で大会新&コースレコードをマークし3位タイにジャンプアップ。最終日は一時トップに並びかけるも及ばす2打差の単独2位でフィニッシュした。優勝はならなかったが会場を湧かせたルーキーにカナダのギャラリーは温かい拍手を送り『Mao Saigo』の名前は記録と記憶に刻まれた。

勝てば今季ルーキー初優勝だったが大詰めの17番でボギーを叩き、アメリカのローレン・コフリンに勝利を譲った。

しかし3日目に61をマークするとLPGAのホームページで「22歳、日本の西郷が新人らしからぬプレーでフィールドを圧倒。これまでの記録を塗り替え大会新及びコースレコードを樹立した」と大々的に報じられ、ムービングデーに躍動した西郷を称賛する声が広がった。

予選ラウンドを46位タイで終えた西郷は3日目、9番でフリンジからチップインバーディを奪った直後、10番パー5の第3打、残り133ヤードをピッチングウェッジで直接カップに沈めるイーグル奪取。

後半も勢いは止まらずトータル9バーディ、1イーグル、ノーボギーの完璧なゴルフで一気に3位タイに浮上した。

「ゴルフを始めてからおそらく最高のラウンドだったので誇りに思っています」とショットメーカーらしく18ホール中16ホールでパーオンに成功、23パットの完璧な内容でリーダーボードを駆け上がると「自分の強みを発揮できた」と喜んだ。

好スコアを2日連続でマークするのは難しいが「今日(第3ラウンド)のことはすべてリセットして明日(最終日)はただ自分のゴルフをするだけです」。

さらに「プロを目指したときから私の夢はLPGAツアーで勝つことだったので、その夢を叶えたいです」と本心を明かした。

最終日は出だしのボギーでつまずいたもののすぐに持ち直し4番から終盤にかけ5つバーディを奪い一時トップに並んだ。しかし17番のボギーで後退。2打及ばず夢の具現化はならなかった。

カナダのギャラリーが温かい声援を受け「皆さんから力を貰いました。いいプレーができたのはその(地元のファンの)お陰です」と感謝を口に。

ポイントランク39位から18位に浮上した彼女の次なるミッションはルーキー優勝一番乗りだ。