「最後までドタバタ」 渋野日向子は後半苦しみ87位発進

AI要約

カナダで開催されたCPKC女子オープン初日。渋野日向子は後半苦戦し、悔しい結果となった。

難しい風の中、後半でのミスが響き、難コースに耐えられなかった。

フェアウェイキープ率やパット数にも苦しんだ渋野日向子。次の日に向けてリセットを図る。

「最後までドタバタ」 渋野日向子は後半苦しみ87位発進

<CPKC女子オープン 初日◇25日◇アールグレイGC(カナダ)◇6709ヤード・パー72>

開幕前に「楽しみにしてきたんですけど、ムズイっすね」と話していたカナダでの初めてのコースで、渋野日向子は後半苦しんだ。前半は3番パー3で1.5メートルを沈めてバーディが先行するも、折り返し後に4つ落とす展開になった。

ラウンド後に臨んだ大会を中継するWOWOWのインタビューでは、悔しさを押し殺しながら「前半は耐えていたけど、後半のミスからすごく流れが悪くなって残念」と一日を振り返った。10番でダブルボギーを叩くと、その後も1メートルほどのパーパットが決まらない。「気温も(練習ラウンドと)10度以上違う感じで、距離がどうかなと合わせるのも大変。風も強かった」。難コースに加え難コンディション。耐えることができなかった。

最終18番もボギーの締めくくりとなり、後味が悪いままグリーンをおりた。フェアウェイキープ率35.7%(5/14)のなか、パーオン率は66.6%(12/18)と踏ん張ったが、34回を数えたパットがやはり気がかりだ。「これだけ風があるとショットも難しかったなと思いますし、最後までドタバタでした」。3オーバー・87位タイから、午前組でプレーする2日目にまずは予選通過を目指していく。

2週前のメジャー大会「アムンディ・エビアン選手権」を戦ったフランスから、米国、カナダ、そして来週の日本という過酷な4連戦の真っただ中にいる。「まずはゆっくり寝てとりあえず休みます。あした伸ばせるように頑張りたい」。週末行きをかけた争いの前に、一度、体と気持ちをリセットする。