自己最高の単独2位に入ったルーキーの西郷真央「いい思い出が残る1週間」

AI要約

ツアールーキーの西郷真央が自己最高の単独2位に入り、初優勝は逃した。

西郷は出だしのボギーから5つのバーディを奪い、トップに並んだものの、最終ホールでのボギーで2位に終わった。

16試合目のツアーでの好成績を経て、次の大会では初優勝を目指す姿勢を示した。

<CPKC女子オープン 最終日◇28日◇アールグレイGC(カナダ)◇6709ヤード・パー72>

3日目に「61」のビックスコアをマークし、優勝争いに名乗りを上げたツアールーキーの西郷真央。最終日は、5バーディ・2ボギーの「69」とスコアを伸ばしたものの、初優勝を果たしたローレン・コフリン(米国)に2打及ばす、トータル11アンダー・自己最高の単独2位。ツアー初優勝を逃した。大会を中継したWOWOWのインタビューでは、「優勝争いに加わることができたのは、すごく良かったなと思います」と振り返った。

出だしの1番パー5でのボギーで一歩後退し、4番で初バーディを奪った。その後はパーを並べ、9番パー3で2つ目のバーディを奪い、5打差でサンデーバックナインに入った。「まずは出だしのボギースタートであんまりいい流れではなかったのですけど、2つ目のロングでしっかりスコアを戻すことができた。その後もったいないパットを外したりはしていたのですが、決めたいところでしっかり決め切ることができた」。

最終組のユ・へラン(韓国)、ローレン・コフリン(米国)がスコアを落とすなか、西郷は10番で3つめのバーディ。14番から2連続バーディを奪い、トップに並んだ。しかし、17番パー3でティショットを左のラフに入れてボギー。18番でも取り返すことができなかった。

1日のプレーを振り返って、「ティショットが自分が思ったところに行ってくれなかったので、なかなかスコアメイクするのはすごく難しかった。トップが伸びてないのは分かっていましたけど、ティショットが少しラフに行ってしまって、なかなかアイアンでチャンスを作れるようなシチュエーションにできなかったのは、やっぱり自分の問題なのでそこはすごく悔しいです」と唇を噛んだ。

それでも、ツアー16試合目にして自己最高位の単独2位に入った。「ルーキーで優勝争いできたのは、すごく自分にもいい経験だったと思います。予選ラウンドはなかなかスコアメイクはできなかったですけど、決勝ラウンドはしっかりスコアを伸ばすことができて、 すごくいい思い出が残る1週間だった」。翌週は「ポートランドクラシック」(米オレゴン州コロンビア・エッジウォーターCC)に出場。そこで初優勝を掴んで見せる。