「永山選手は立派だよ」表彰式では”疑惑の判定”の選手と隣同士も大人の対応、メダル授与式の後に握手で健闘をたたえる【パリ五輪・柔道】

AI要約

永山竜樹がパリ五輪柔道男子60キロ級で銅メダルを獲得。

永山は準々決勝での疑惑の判定に抗議し、握手を拒否。

しかし、表彰式では相手選手と握手し、大人の対応を見せた。

「永山選手は立派だよ」表彰式では”疑惑の判定”の選手と隣同士も大人の対応、メダル授与式の後に握手で健闘をたたえる【パリ五輪・柔道】

◇27日 パリ五輪 柔道男子60キロ級

 五輪初出場の永山竜樹(28)=SBC湘南美容クリニック=が3位決定戦でイルディズ(トルコ)に一本勝ちし、銅メダルを獲得した。表彰式では準々決勝で”疑惑の判定”の末に敗れたフラン・ガルリゴス(スペイン)と並んで表彰台に立つと、メダル授与式の後には握手するシーンがあった。

 永山は準々決勝で2023年世界王者のガルリゴスと対戦し、片手絞めで一本負け。しかし、直前に審判から「待て」がかかった後も相手が絞め続けており、不可解な判定に。永山は納得がいかず、握手も拒否。約3分間、畳を降りず“抗議”の意思を示していた。ガルリゴスは準決勝で敗れるも3位決定戦で勝ち、銅メダルを手にしていた。

 審判の対応と「待て」がかかっていながら技をかけ続けたガルリゴスの対応にネット上などで批判が集まる中、永山が表彰台で見せた“大人の対応”に対してネット上では同情の声が挙がった。

 X(旧ツイッター)では「ガルリゴスと握手してあげた永山選手は立派だよ」「問題となった試合だったけれども、最後に二人が握手したところに永山選手の漢を感じた 死ぬほど悔しかっただろうに」「永山、表彰式ではガルリゴスと握手してた。まぁ自分は大人だって示した方がむしろいいかもね」などの声があがっていた。