「CM撮影で温泉を2軒回った(笑)」大会PRに奮迅した地元エース小岩大介のシリーズ初勝利にファン大歓声/別府競輪G3

AI要約

小岩大介が地元競輪場でのナイターイベントで初勝利を挙げ、地元ファンの期待に応える。

小岩は地元エースとしての使命感を持ち、準決勝での勝利を目指す決意を示す。

若手選手の台頭にも気を配りつつ、小岩は今後のレースに向けて意気込みを示す。

「CM撮影で温泉を2軒回った(笑)」大会PRに奮迅した地元エース小岩大介のシリーズ初勝利にファン大歓声/別府競輪G3

 別府競輪場のナイター「開設74周年記念・オランダ王国友好杯(G3)」は26日、2日目を開催。二次予選8Rを走った小岩大介(40歳・大分=90期)に話を聞いた。

 伊藤颯馬の番手から抜け出し今シリーズ初勝利をゲットした。地元エースの快勝劇にスタンドからはひときわ大きな歓声がわいた。「颯馬が早めに叩いてくれたしいつも通り強いレースをしてくれました。(伊藤の)番手のときは落車や失格が多かったし、今回決められて良かった」と地元の声援を浴び、うなずきながらウイニングラン。

 地元の看板として背負う期待は大きく、開催直前はメディアの取材や競輪場のCM撮影などに参加して当大会をPRしてきた。「CMの撮影で温泉を2軒回ってきましたよ(笑)。最近は(阿部)将大や一丸(尚伍)が出てきたし、もう自分なんかより若手に頑張ってほしいんですけどね」と話すが、充実する近況の成績やこれまでの貢献度からすると、まだまだ小岩に一肌脱いでもらうのが適任だ。

 準決11Rは同期の北津留翼を目標に得た。まだ地元記念の決勝進出の無い小岩にとっては正念場となる。「失格や落車があってなかなか縁が無かったんです。自分にはここ(地元)しかないので!」と湧き上がる思いを込めた入魂の一戦に挑む。(netkeirin特派員)