【夏の高校野球香川大会】準決勝 高松商業と英明がいずれも7回コールドで勝利し27日の決勝へ
高松商業と高松東が香川大会で激戦を繰り広げる中、準決勝では高松商業が逆転勝利を収め決勝進出を果たした。
高松商業の勢いは衰えず、11安打を記録し高松東を7回コールドで下し、決勝戦へと駒を進めた。
決勝では高松商業と英明が対戦し、熱い戦いが期待される。
甲子園への切符をかけて熱戦が続く夏の高校野球です。香川大会は準決勝2試合が行われました。第一試合は、春の四国王者、高松商業と45年ぶりにベスト4入りした高松東の対戦です。
厳しい暑さにも関わらず、試合前の球場には高松商業、高松東の両校から多くの応援団が駆け付けました。
(高松東の保護者)
「日々成長しているのが分かったので、親も楽しませてもらっています」
「いま香川県でいちばん勢いに乗っているチームだと、保護者も選手も思っているので、1点でも多くとって最高の笑顔を見たいです」
試合は1回裏、高松東の1番・佐々木選手がいきなり魅せます。初球を振り抜いた当たりはライトスタンドに。大会1号となるホームランで高松東が先制します。1点を追いかける高松商業は、4回表、1アウト2塁のチャンスから3者連続のヒットで2点を返し、一気に逆転します。
5回表に2点を追加しなおも得点のチャンスをつくると、打席には、6番の橋本選手。春までは4番に座り、この大会で、主砲として期待されるもここまで不調でした。
(高松商 橋本琉稀斗選手)
「チャンスは積極的に行くことを心掛けていたので、結果に出てよかった、ほっとしています」
その後も高松商業の勢いは衰えず猛攻が続き、トータル11安打、9-1の7回コールドで高松東を下し、決勝進出を決めました。
(高松商 石井大登主将)
「先制されてヒヤッとしたんですが、焦ったら後手に回るので、ベンチに戻ったときに落ち着こうという声を掛けて、チャンスで橋本が打ってくれたのでそこからつながった。決勝はどちらの学校が上がってきても強豪なので、自分たちを強いと思わず挑戦者として立ち向かいたい」
準決勝第二試合は、英明が三本松に7-0の7回コールドで勝利し、決勝に進んでいます。
香川大会の決勝はあさって27日、レクザムスタジアムで、高松商業と英明が対戦します。