「一番悔しいのはリサだから」スペイン戦で負傷の清水梨紗、なでしこ主将の決意「もし戻ってこれるなら、そこまで自分たちがつなげなきゃいけない」【パリ五輪】

AI要約

なでしこジャパンがパリ五輪のグループステージでスペインに1-2で敗北するアクシデントが起きた。

清水梨紗の負傷がチームにとって大きなダメージとなり、キャプテンの熊谷紗希も悔しさを口にした。

しかし、大会はまだ終わっておらず、熊谷は再びチームを鼓舞し、決意を示した。

「一番悔しいのはリサだから」スペイン戦で負傷の清水梨紗、なでしこ主将の決意「もし戻ってこれるなら、そこまで自分たちがつなげなきゃいけない」【パリ五輪】

 まさかのアクシデントだった。

 現地7月25日、パリ五輪のグループステージ第1戦で、なでしこジャパンはスペインと対戦し、1-2で敗れた。

 痛恨の黒星発進のチームにとって、大きなダメージとなったのが清水梨紗の負傷だ。65分、相手に抜かれたタイミングで右膝を傷めたか、直後に倒れ込んだ右SBは起き上がれず、そのまま担架に運ばれてピッチを後にした。

 怪我人が出てしまうのは、ある意味、避けられないことでもある。試合後にキャプテンの熊谷紗希も「こうなることがあり得るのがオリンピックだと思う」と想定内でもあったとして、清水への想いを口にする

「一番悔しいのはリサだから。本当にリサの分まで、残っている自分たちがやるしかないと思うし。もしリサが戻ってこれるなら、そこまで自分たちがつなげなきゃいけない」

 まだ大会が終わったわけではない。熊谷は少し間を置いて、「もう、やるしかない」と繰り返して、決意を示した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部