清水梨紗が負傷、北川ひかると林穂之香もバックアップメンバーと入れ替え、池田監督が状況語る

AI要約

清水梨紗選手が負傷交代、日本女子代表がスペインに1-2で敗れる。

清水梨紗選手の負傷により代表チームの状況が変化、北川ひかる選手と林穂之香選手が交代メンバー入り。

北川ひかる選手と林穂之香選手の復帰が期待されるが、指揮官はメンバー22人外の選手との交代は行わず、今後の戦いに備える。

清水梨紗が負傷、北川ひかると林穂之香もバックアップメンバーと入れ替え、池田監督が状況語る

[7.25 パリ五輪GL第1節 日本女子 1-2 スペイン女子 ナント]

 不穏漂う負傷交代となった。日本女子代表(なでしこジャパン)DF清水梨紗は後半21分に負傷。そのまま担架でピッチを後にした。

 豊富な運動量で右サイドの要として君臨。この試合でも守備に走り、また前線のMF宮澤ひなたやFW田中美南の決定機を演出した。だが、後半21分に相手選手の突破を許した際に右ひざを負傷。その場で倒れ込み、プレー続行不可能となった。

 池田太監督は清水の状況について「メディカルの報告待ち」とのみ語った。

 また、直前の練習まで別メニューが続いていたDF北川ひかるとMF林穂之香はバックアップメンバーと入れ替わり、登録メンバー18人外となった。毎試合の6時間前まで登録メンバー18人とバックアップメンバー4人のなかで入れ替えができるため、今回の試合出場は見送られたという意味合いが強く、第2節以降の試合で復帰する可能性もゼロではない。

 池田監督は北川の状況に関しては「日に日にチームでトレーニングしている状態」と前向きな様子を伝えた。

 もし2人の復調が見込めない場合は、初戦の24時間前まで22人外の選手と交代は可能だった。しかし指揮官はこれを行わなかった。「差し替えなくてグループに残しているということは、この期間で戦える計算もある。次がどうかという話より、オリンピック期間のなかで一緒に戦える計算という(意味で)」。北川、そして林の両名は今後復帰する可能性をほのめかした。