パリ五輪男子サッカー開幕!優勝候補アルゼンチン 後半AT16分の劇的弾でモロッコと死闘ドロー

AI要約

アルゼンチンはモロッコとの対戦で執念の同点ゴールを決め、2―2の引き分けに持ち込む。

アディッショナルタイムに失点し、後半序盤に2点をリードされる厳しい展開となる。

途中出場のFWシメオネとMFメディナがそれぞれ1得点を挙げ、劇的な幕切れで勝ち点1を獲得する。

パリ五輪男子サッカー開幕!優勝候補アルゼンチン 後半AT16分の劇的弾でモロッコと死闘ドロー

 ◇パリ五輪男子サッカー1次リーグB組 アルゼンチン2―2モロッコ(2024年7月24日 サンテティエンヌ)

 パリ五輪のサッカー男子は開会式に先駆けて24日から始まり、2度の優勝経験があるアルゼンチンは1次リーグB組初戦でモロッコと対戦。1―2とリードを許した後半アディッショナルタイム16分、“ラストプレー”で執念の同点ゴールを決め、2―2の引き分けに持ち込んだ。

 アルゼンチンはFWアルバレス(マンチェスターC)、DFオタメンディ(ベンフィカ)、GKルジ(アヤックス)らオーバーエイジ(OA)枠3人全員をスタメン起用。FWベルトラン(フィオレンティーナ)やMFアルマダ(ボタフォゴ)らU―23代表の主力が先発出場した。

 試合は0―0のまま前半アディッショナルタイムに入ると、自陣左サイドを崩されグラウンダーのクロスから最後はモロッコ代表FWラヒミ(アルアイン)に決められ失点。1点ビハインドで折り返すと後半6分にはPKを献上。これを再びFWラヒミに決められ、0―2とリードを許す厳しい展開となった。

 反撃を狙うチームは後半23分、途中出場のFWシメオネ(A・マドリード)が左からのクロスに飛び込み1点を返した。1点リードを許したまま後半アディッショナルタイムに突入すると、16分にMFメディナ(ボカジュニアーズ)が執念の同点弾。直後に試合終了となる劇的な幕切れで勝ち点1を獲得した。