ブレンビー鈴木唯人がリーグ開幕戦でアシストも…現地メディアは決定機逸に言及「ファンの不満は増大した」

AI要約

デンマーク1部のブレンビーは新シーズンの開幕戦を引き分けに終える。

日本代表の鈴木唯人はアシストと決定機を持つも、ゴールはならず。

メディアは鈴木のプレーに言及し、次節に期待が高まる。

ブレンビー鈴木唯人がリーグ開幕戦でアシストも…現地メディアは決定機逸に言及「ファンの不満は増大した」

 日本代表の鈴木唯人が所属するデンマーク1部のブレンビーは現地時間7月21日、2024-25シーズンのリーグ開幕戦でビボーと敵地で対戦した。

 この一戦に鈴木は3-4-2-1の2シャドーの一角で先発出場。すると、1点ビハインドの30分に同点弾をアシストする。敵陣中央付近でボールをもらうと、鋭いサイドチェンジで左サイドへ展開。これを受けたクレメント・ビショフがネットを揺らした。

 また、1-2で迎えた57分には、敵陣ボックス内で横パスを受けて決定機が訪れる。しかし右足のシュートはゴールの上に外れてしまった。その後、得点こそなかったものの、鈴木はフル出場。試合は3-3の引き分けに終わっている。

 そんななかデンマークメディア『DR』は日本人アタッカーがチャンスを逃した場面に言及。「素早いコンビネーションの後にボールが日本人ストライカー鈴木唯人の足もとに落ちた。彼はフィニッシュしたが、決められなかった。アウェーチームのファンの不満は増大した」と伝えている。

 ブレンビーは昨季、リーグ優勝したミッティランと勝点1差の2位でフィニッシュ。あと一歩のところで優勝を逃した。同メディアはそれもあって「シーズン最終戦で優勝できず、深い失望とともに新シーズンを迎えたが、状況は彼らが望んでいたものではなかった」としている。

 ブレンビーは次戦、25日にヨーロッパカンファレンスリーグ2次予選でコソボのラピと激突。鈴木の今季初ゴールは生まれるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部