S・ランス、ジャパンツアー初戦で磐田とドロー。伊東純也と中村敬斗は共に62分までプレー

AI要約

スタッド・ランス Japan Tour 2024の初戦で、ジュビロ磐田との試合が行われた。

磐田が先制するも、S・ランスが後半に追いついて1-1の引き分けに終わる。

S・ランスは次の試合に向けて奮闘することになる。

S・ランス、ジャパンツアー初戦で磐田とドロー。伊東純也と中村敬斗は共に62分までプレー

『スタッド・ランス Japan Tour 2024』のジュビロ磐田vsスタッド・ランスが24日にヤマハスタジアムで開催された。

日本代表FW中村敬斗とFW伊東純也が所属するS・ランスは、プレシーズンのジャパンツアーでJリーグチームとの4連戦を控えている。初戦となる今回の磐田戦、注目の中村と伊東は揃って先発した。

試合序盤はS・ランスが良い入りをみせる。S・ランスは右ウイングに入った伊東が良好なコンディションをうかがわせるスピードを随所に見せ、積極的に相手最終ライン裏を狙うなどで存在感を出す。

それでも、序盤のS・ランスの攻勢を耐えた磐田が前半の半ばからハーフタイムにかけて巻き返し。32分にはCKからボックス内の藤川虎太朗、松本昌也、ウェベルトンが立て続けにシュート。しかし、いずれのシュートもS・ランスの身体を張った守備に阻まれる。

さらに42分には、山田大記がペナルティアーク左からゴール左を捉えるミドルシュートを放つ。だが、ここはGKディウフのファインセーブに遭い、前半は0-0のまま終了した。

迎えた後半は立ち上がりから磐田が主導権を握ってゴールへ迫る。対するS・ランスは来日から2日ということもあって各選手の疲れも見え始めた中、62分には中村と伊東を含む9選手を交代させる。

すると、67分に先制したのは磐田だった。カウンターからボックス右に走り込んだ西久保駿介が中央の角昂志郎からパスを受けると、切り返しでDFのマークをはずして左足でシュート。これをゴール左に見事に決めて筑波大在学中の角と20歳の西久保による若手の好プレーから磐田が先手を取った。

それでも、S・ランスが終盤に意地を見せる。79分、右サイドからデスメットがクロスを入れると、ファーサイドのディアキテが力強く競り勝ってヘディング。これがネットを揺らし、S・ランスが1-1とした。

その後、両チーム共に勝利を目指して前へ出るも、そのまま1-1で試合終了。初戦をドローで終えたS・ランスはこの後、27日に清水エスパルスと対戦する。