分断社会の融和願うレブロン 米国の旗手「大変な栄誉」

AI要約

NBAのスーパースター、レブロン・ジェームズがパリ五輪開会式で米国選手団の旗手を務めることが決定。彼はこの栄誉に喜びを示し、チームメートからの指名を受け入れた。

39歳のレブロンはバスケットボール界では伝説的な存在であり、社会問題にも積極的に関与。今回の旗手就任によって、彼の存在感はさらに増すことが期待される。

彼は母国アメリカの政治的状況を考慮し、開会式を通じて国民を結びつける機会を持っていると語っている。

 NBAのスーパースター、レブロン・ジェームズがパリ五輪開会式で米国選手団の旗手を務める。米国バスケットボール協会が公開した映像によると、代表チームメートのステフィン・カリーから大役を担うことを告げられたジェームズは「大変な栄誉」と喜んだ。

 NBAで通算最多得点記録を打ち立てている39歳の「キング」はコート外でも存在感は抜群だ。かつては在任中のトランプ前大統領を批判し、「ブラック・ライブズ・マター」運動にも共鳴。社会問題にも積極的に発言してきた。

 今回、政治分断が深まる母国の現状に思いをはせた。「(開会式の)あの瞬間が自分たちを一つにし、ほんの一瞬でもつなぐことができたら…」。