レアル、F・メンディとの契約延長が目前に迫る? アンチェロッティ監督が今夏の優先事項に設定か

AI要約

フランス代表DFフェルラン・メンディがレアル・マドリードとの契約更新に近づいていることが報じられている。

F・メンディは安定した守備力を持つ選手で、2023-2024シーズンは左サイドバックとして好成績を残している。

クラブは他クラブの関心がある中でもF・メンディとの契約延長を優先し、交渉が進められている。

レアル、F・メンディとの契約延長が目前に迫る? アンチェロッティ監督が今夏の優先事項に設定か

 レアル・マドリードに所属するフランス代表DFフェルラン・メンディが、クラブとの契約更新に近づいているようだ。23日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 現在29歳のF・メンディは、母国フランスのル・アーヴルACでプロキャリアをスタート。2017年6月にリーグ・アンの強豪リヨンへと引き抜かれると、初年度からレギュラーに定着して公式戦35試合出場5アシストをマークした。2019年6月には移籍金4800万ユーロ(約81億円)でレアル・マドリードに完全移籍。度重なる負傷に悩まされているものの、安定した守備を武器に公式戦通算170試合に出場し、これまで3度のラ・リーガ制覇や2度のチャンピオンズリーグ優勝などに貢献してきた。

 2023-2024シーズンは左サイドバックのレギュラーとして公式戦37試合出場1ゴールをマークしたF・メンディ。レアル・マドリードとの契約を2025年6月30日まで残す同選手には、以前よりサウジアラビアからの関心が伝えられており、クラブ側もオファーの金額次第では売却を検討すると報じられてきた。

 しかし、同紙は両者が契約延長に近づいていると指摘。指揮官を務めるカルロ・アンチェロッティ監督はF・メンディとの新契約締結を優先事項の1つに掲げており、レアル・マドリードの首脳陣はシーズン終了前から契約延長に向けた動きを進めてきたという。長らく両者の交渉はストップしていたが、同選手が休暇から戻ればすぐにでも合意に至ると主張している。

 一方、今夏での獲得が噂されるバイエルンのカナダ代表DFアルフォンソ・デイヴィスについても言及。「もし彼と契約が結ばれないのであれば、8月は何かを考える時期になるだろうが、今のところレアル・マドリードはF・メンディとの契約延長にこだわっている」とフランス代表DFとの交渉を優先していると強調した。